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2017年3月12日 (日)

雪溶けて 和歌山県かつらぎ町は天野 あまの凡愚

「先日はここに来て以来の雪でした」。
そう奥様が言われました

今年はかなり寒い冬だったそうです。



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高野山の麓に位置する天野は四方を山に囲まれた隠れ里。
あまの凡愚に行ってきました。
半年ぶり四度目の訪問です。

この日、 日差しはあるも底冷えの寒さでした。


まずは丹生津姫神社に参詣。


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太鼓橋は塗り直しを終え新たな姿になるも、  冬季は通行止め。


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丹生津姫神社から徒歩5~7分くらい歩くと凡愚にたどり着くことが出来ます。
ほぼ登りですけど。 ( 日差しはあるのにかなり底冷え冷え冷え )


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玄関先で靴を脱いでいると、ご主人がスリッパをもって迎えてくれました。

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暖炉で暖められたホッコリ暖かスリッパに足を通すともう既に心もホッコリ。


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この日はどうやら私の貸し切りのようで、 正面に暖かい炎が揺れる薪ストーブが鎮座する大テーブルに収まりました。

寒さに力が入って縮こまった体を、 薪ストーブの暖かさがほぐしてくれます。

凡愚のお蕎麦は3種のコースのみで完全予約制。

  基本コース    2500円
  凡愚スペシャル  4000円
  あまのスペシャル 6000円

この日は手挽き蕎麦が入る凡愚スペシャル

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凡愚のお蕎麦を堪能できるコースだ。

お蕎麦に4000円! 少々お高い感があるのですが、 フレンチやイタリアン、 料亭の有名店ではランチ価格。  (私、行ったことありませんが・・・・)

先ず出された盛り汁と薬味には、 酢の物と煮物の小皿が添えられています。

 

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コースの始まりはいつもながらインパクトある太切り蕎麦。


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一手繰りしてつるっと ・ ・ ・ ・ って、 そういうわけにはいきませんよね。

太切りは一本持ち上げてかじるというのが実際ですから。

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密度が高く質量が普通の2倍はありそうで、 いわゆる噛み蕎麦なのです。

噛み進むほどにお蕎麦の銀河が広がる。

そして私的メイン、  手挽き蕎麦。

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手挽き細切りは繊細且つ野趣を伴い、  艶やかな蕎麦肌には黒ポチ・赤ポチ、 そして白ポチが散りばめられる満天の星空で、  まるで小さな宇宙を形成しているようだ。

そう、     言うなれば銀河系 手挽き星雲 惑星凡愚  ・ ・ ・ か。

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見ているだけでブラックホールに吸い込まれそうになるのを耐え一手繰りすると、  素敵な風味が口に舌に広がるのです。

これは若さではなく熟練の大人の味かも知れない。  (なんてね)

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ここで奥様が 「 口直しもかねてこれで 」 と言って出してくれたのは辛味大根。
一つまみするとこれが結構な破壊力を伴って舌に押し寄せる大根おろし。




三品目は細切り。


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手挽きに比べ星は少なく色白なのですが、 一手繰りすると ・ ・ ・ おっ、  手挽きに劣らぬ「 中々やるな 」のお味なのです。

辛味大根もこれで食べきりました。

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さあ、  いよいよお蕎麦は佳境に入ります。


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鴨汁が出されました。


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まずこれで湯通し熱々の太切りを楽しみます。


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お酒呑みたいーっ !!   の鴨汁。

お蕎麦の大トリは釜揚げ蕎麦。


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釜揚げ蕎麦を鴨汁で頂いて本日のお蕎麦を締めます。


堪能です。  堪能しました。  堪能し尽くしました。

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ここで熱いけど気持ちのクールダウン、 トロみ有る蕎麦湯を頂きます。


デザートには自家焙煎のコーヒーと蕎麦シフォンケーキ。


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苦みの中に僅かに広がる酸味とのバランスが香ばしい素敵なコーヒーと、甘さ控えめの蕎麦シフォンケーキでゆっくりと余韻を楽しみました。

東京の老舗蕎麦店の事など楽しくお話を頂き、 お店を後にしたのでした。


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これでこの日の幸せ終了です。




あまの凡愚

お店は→和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野204
電話は→0736-20-6800
営業は→11:00~15:00
        (完全予約制 予約は営業日17時から20時)
お休み→月・火・水曜日
最寄り駅→JR笠田駅からコミュニティーバス天野コース

 

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