« 冬季限定牡蠣蕎麦を堀江藪で 大阪は南堀江 | トップページ | 雪溶けて 和歌山県かつらぎ町は天野 あまの凡愚 »

2017年3月 5日 (日)

砂場ここにありき 大阪は西区新町 「麺寿庵」

更科・藪と共に江戸三大蕎麦に名を連ねるのが砂場。
その砂場蕎麦発祥の地がここだ。


1_



大阪城築城の時、 砂や砂利の置き場だったこのあたりに和泉屋や津国屋(つのくにや)などの蕎麦屋が集まる。


2_



砂置き場に集まった蕎麦屋を総称して「砂場蕎麦」と呼ばれたのだ。


3_



砂場はやがて江戸に進出し、現在の南千住虎ノ門大阪屋巴町に室町など各砂場の系譜に繋がっていった。


4_



一方、本場大阪では明治期に「和泉屋」が姿を消して、「砂場」の名は無くなったそうです。



砂場の石碑が建てられた公園のすぐ近くにお蕎麦屋さんがあります。
麺寿庵

5_




食券を購入してお蕎麦を注文するフードコート的蕎麦屋「麺寿庵」。
とはいえお蕎麦は運んで来てくれるのでセミセルフですけどね。



6_



客席はカウンターメインで、テーブルは2卓ほど。
さて、注文したお蕎麦が出されました。
ジャーン!! 牡蠣蕎麦です。



7_




牡蠣は5粒ほどだろうか、標準的な量でしょうね。

かけ汁は出汁の塩梅がちょうど良くて美味しい。

柚子皮の爽やかな香りがホンノリとアクセントを添えてくれます。




8_up



牡蠣も良いのですがお蕎麦がまた良いのです。



9_



黒ポチが散らばる挽きぐるみ系で、お蕎麦の存在感を感じる。
結構リーズナブルな値段でこの味を頂けるのならお値打ちだと思います。
タクシーの運転手さんも二人おられました。


10_



石挽をアピールしている麺寿庵。
定食類も有り、タクシーの運転手さんやサラリーマンが多いというのは結構良いお店なのだと思いました。
これでこの日の幸せ終了です。





麺寿庵
お店は→大阪府大阪市西区新町2丁目7-13
電話は→06-6541-2453
営業は→11:00〜15:00 17:30〜23:00
最寄り駅→地下鉄西大橋駅 徒歩約3分
駐車場→無し

|

« 冬季限定牡蠣蕎麦を堀江藪で 大阪は南堀江 | トップページ | 雪溶けて 和歌山県かつらぎ町は天野 あまの凡愚 »

お蕎麦の大阪」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 砂場ここにありき 大阪は西区新町 「麺寿庵」:

« 冬季限定牡蠣蕎麦を堀江藪で 大阪は南堀江 | トップページ | 雪溶けて 和歌山県かつらぎ町は天野 あまの凡愚 »