鴨汁出ました 奈良市は大宮「出雲そば だんだん」

JR奈良駅から徒歩数分、奈良市でかわばたと共に本場出雲蕎麦を食べることが出来るお店。

出雲蕎麦 だんだん。

「だんだん」とは出雲の方言で、「ありがとう」のこと。

島根出身の先代が開いたお店だが、昨年ご主人がお亡くなりになられ、お嬢さんが後を継がれて今年３月にリニューアルオープン。

開店後に続いて２度目の訪問となった。（５月中旬）

以前も酒肴が揃うお店でしたが、新しいお店もそ同様以上だ。

とりあえずのビールは「ハートランド」、酒肴は「おつまみ盛り合わせ小」。

用意が出来るまでこれでもどうぞと出して頂いた練り天。

赤天がピリ辛でビールが進みすぎて　　どうしましょ　　(゜o゜;)

おつまみ盛り合わせ (小)　には、白身魚のマリネ・豆腐味噌漬け・焼き水茄子マリネ （ だと思う ）。

いずれも日本酒に合いそうな優しい味付け。

５月は豆のシーズンとあって豆メニュー充実。

サックリ歯応えのかき揚げは桜エビの旨さに空豆と油の甘さが加わり美味しい。

これはスッキリとした冷酒をと思いメニューを見ると ・ ・ ・

出雲蕎麦の店と言うことで、島根の辛口｢超王祿｣をお願いします。

カウンター越しのセラーには色々な日本酒が収まっていました。

日本酒にも力を入れているお蕎麦屋さんなのですが、　決して居酒屋でお蕎麦を頂けるお店では無く、　お蕎麦屋さんでお酒も楽しめる、　そんなお店なのです。

自家製 「揚げたてエンドウ豆がんもどき」 を頂いてお酒もお代わりをします。

雪花菜(おから)を混ぜて揚げた物で、空豆ソースのお風呂にユッタリと浸かっていて、これも滋味溢れる優しい味わい。

一般的ながんもどき（飛竜頭）とはチョットイメージが違ったもの。

お酒お代わりでお猪口を選択できるのですが、

これ、中中面白いお猪口です。ユニークで　　艶っぽい。　(*^O^*)

これで奈良の篠峯を頂きます。

さてそろそろお蕎麦を頂きましょう。

開店直後に訪れた時、｢鴨はまだちょっと｣ と言われてた鴨メニューが掲載！！

これはやはり鴨汁蕎麦(ここでは鴨のつけ麺)を頂かねば ！

結構ワイルドなビジュアルの鴨のつけ麺。

黒ポチ散らばる挽きぐるみ蕎麦は、私こそ ・ ・ ・ ・




ミスター出雲蕎麦！ みたいな。





しかも鴨汁は水面がかなりオイリーで、いかにもコッテリ感満載なのですが、

蕎麦一手繰りを軽くくぐらせて口にすると・　・　・　・　

これが意外にもあっさりしていて、田舎蕎麦の風味を十分に感じさせながら胃の腑に滑り込んでいきます。

鴨汁はあまりクドすぎるとどうもいけません。　　　　　がっ 、

鴨汁の命、コクをキッチリともたせ、クドすぎること無く程良いコッテリ感。

見た目と裏腹でコクがあるのに後味を引っ張らない。

以前冬季限定で出していた小鍋仕立てのアッサリ鴨鍋蕎麦も良かったけど・・

この鴨汁も 、　、　、　ごっついええわ！

蕎麦湯にもコッテリ油が浮かびますが、旨味をスッと舌に残す味わい。

ユッタリと、ホッコリとした時間を頂きました。

これでこの日の幸せ終了です。

だんだん

お店は→奈良県奈良市大宮町2-2-34

電話は→０７４２-３０-６５６６

営業は→16:00～22:00(LO21:30)

お休み→月曜・火曜日

最寄り駅→JR奈良駅 西へ徒歩約５分

駐車場→店の前に２台