« 初めての平日訪問 貝塚市の蕎麦は 「 仙太郎 」 | トップページ | 和歌山立て続け蕎麦店三件目軒開店 日高郡由良町は「 そば処 わくわく」 »

2018年6月24日 (日)

和歌山のやぶそば 有田市湯浅町吉川

江戸三大蕎麦といえば「 更科 」 ・ 「 砂場 」 ・ 「 やぶ 」だ 。
更科は信州から 、 砂場は大阪から 、 そしてやぶは生粋の江戸育ち 。

やぶのお蕎麦は黒いと言われるのですが 、 あくまでも更科や砂場と比べてのことで、田舎蕎麦のように黒いわけではない 。


和歌山県湯浅町に「 やぶそば 」という名のお蕎麦屋さんがあります 。
が、当然東京の神田やぶそばや並木やぶそばとは関わりありません。


 (多分そう思うのですが、確認したわけではありません)


ではなぜ「 やぶそば 」なのか?

それは玄蕎麦(蕎麦殻が付いたままの蕎麦米)を石臼で挽いて、その都度都度振るいにかけ 、 最後に挽く三番粉の割合を多く配合した玄蕎麦挽きぐるみが 「 やぶ粉 」とも言われ 、 この蕎麦粉を使い田舎風のお蕎麦に打ち上げているため 。
詳細を話すと長くなってしまうのでいずれまた  ・  ・  ・



で 、 鴨汁蕎麦を頂きます 。


1_



太い竹筒を割った器に盛られたお蕎麦は玄蕎麦費着ぐるみの色黒平打ちで 、 当然お蕎麦には黒ポチがたくさん散りばめられています。


2_up



そのまま一手繰りすると 、 見たままの野趣ある田舎蕎麦特有の風味が広がり 、噛み進むほどにその美味しさを感じるお蕎麦 。


3_



こちらの鴨汁は濃厚で結構コクがあり 、 口に入れた時の印象とは違う嫌みのない後引きの旨味 。


4_



厚めに切られた炙り鴨も柔らかく 、 なかなか秀逸な物だと思います。


5_



つくねが入っているのは神田やぶそばと同じ 。


6_



蕎麦湯で割ると旨味が一層引き立ち 、 ホッコリと余韻を楽しみました 。


7_



たまに食べたくなるお蕎麦は 、 昔どおりなら石臼で手挽きされているはず。
また訪れようと思いながら

これでこの日の幸せ終了です。




Photo

やぶそば
お店は→和歌山県有田郡湯浅町吉川1-23
電話は→0737-62-3284
営業は→11:00〜14:00、17:30〜22:00
お休み→月曜日(祝祭は火曜休)
駐車場→店先に3台
最寄IC→有田IC
最寄り駅→JR藤浪駅 徒歩約18分
 

|

« 初めての平日訪問 貝塚市の蕎麦は 「 仙太郎 」 | トップページ | 和歌山立て続け蕎麦店三件目軒開店 日高郡由良町は「 そば処 わくわく」 »

お蕎麦の和歌山」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 和歌山のやぶそば 有田市湯浅町吉川:

« 初めての平日訪問 貝塚市の蕎麦は 「 仙太郎 」 | トップページ | 和歌山立て続け蕎麦店三件目軒開店 日高郡由良町は「 そば処 わくわく」 »