ある日の中道 和歌山市は毛革屋丁
ぼちぼちコロナの第一波も収まりつつ 、 これは久し振りに大阪へ出ばれるか ・ ・ ・
とりあえず在庫処理にも一段落 ?
そう思ったのもつかの間 ・ ・ ・
第2波が始まってしまいました 。
東京は無理としても大阪ですらまた遠のいた !!
やはり在庫処理となります 。
和歌山の老舗蕎麦店 「 信濃庵 」の次男さんが独立して手打ち蕎麦屋を開いてもう6年になる 。
私にとって中道は地元手打ち蕎麦店として 、 田舎を出すそば切り徳 、 江戸蕎麦のかなやや野田やと共に和歌山市四大手打ち蕎麦店の一つだと思っている 。
中道のお蕎麦の特徴は基本江戸蕎麦的なのだが 、 蕎麦殻を少しだけブレンドした物で 、 日によって割合を変えていて主に九一から外一で打っているようだ 。
中道のお酒は海南の名手酒造が醸す 「 黒牛 」 。
夏はガラス徳利 、 冬は片口で供される 。
私は 、 池波正太郎先生が仰る
蕎麦屋で酒を飲まぬなら 、 蕎麦屋に行く必要は無い !
同様お蕎麦屋さん=お酒なのだ 。
( 自分ではパブロフの犬と呼んでいる )
しかし和歌山のお蕎麦屋さんではお酒を飲むお客さんが極端に少なく 、 東京などと違ってお酒のアテを揃えているお店は少ないのが現状だ 。
中道では4~5品程の酒肴がある 。
マジックで塗りつぶされただし巻き 、 ここだけの話なんですが 、 夜の営業でお客さんが少なければもしかして注文できるかも 。 。 。
お勧めは豆腐もろみ漬け !
その食感から別名山ウニ豆腐と呼ばれ 、 甘さと辛さのバランスがとれしかも濃醇で 、味噌漬けとはまた違った味わいなのです 。
これをチビチビ舐めながらのお酒は進みます 。
突き出しはカイワレに鰹節を載せ返しを掛けたもので 、 シンプルだけどお酒に合います 。
そして蕎麦屋の定番 、 板わさと天盛り 。
天麩羅盛り合わせは海老が二尾に海苔というシンプルさ 。
海老の本数はオーダー可能です 。
私お気に入りのトロロは夏季限定 。
さあ 、 次は〆のお蕎麦たち 。
基本はざる蕎麦なのですが鴨せいろも大好き 。
鴨の旨味がたまりません 。
鴨 大 好 き !!
そして普段は食べない汁蕎麦( 温蕎麦 )の中で好んで食べるのはもちろん鴨南蛮 。
関東に多い白ネギの筒切りをあぶったのも美味しいが 、 青ネギも甘くて絶品です 。
もう一つ大好きな汁蕎麦は 、 、 、
とじ蕎麦 !!
玉子とじの真骨頂は何といてもふっくらととじられた玉子ですよね 。
中道の甘汁はどちらかというと関東風の醤油が勝った物ですが 、 玉子の甘味がまろやかさを添えます 。
最後に関西では結構人気のあるきざみ蕎麦 。
といってもお蕎麦を刻んでいるわけでは無い !
わざわざ言われなくても知ってます !!
刻んだあげに汁が染みこんで 、 蕎麦と一緒に口に入れ噛みしめるとジュワーと出汁が広がりお蕎麦と揚げの三重奏となるのです 。
最近出来たお店では当たり前ですが 、 昔和歌山ではお願いせずとも蕎麦湯を出すお店は信濃庵だけだったと思います 。
中道の蕎麦湯は白濁さらっと系 。
盛り汁をこの蕎麦湯で割ると出汁の香りと旨味が立ち 、 とってもホッコリと余韻を楽しめます 。
ラーメン屋さんに比べると遙かに少ないですが 、和歌山でもニューウェイブ系の手打ち蕎麦屋さんが増えたことは嬉しい次第 。
手打ち蕎麦 中道
お店は→和歌山県和歌山市毛革屋丁7
電話は→073-423-1005
営業は→11:00~14:00 17:00~21:00(LO 30分前)
お休み→水曜の夜と木曜日
駐車場→6台(日曜は増)
最寄り駅→JR和歌山駅徒歩約15分
最寄りIC→阪和自動車 道和歌山ICから車で約10分
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