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2020年9月27日 (日)

狭くて急な坂道の果て 奈良は下市の「芳熊庵くまそば」

下市は吉野杉の集散地で林業の町として栄え 、 また吉野山の門前町でもあり 、 浄瑠璃や歌舞伎の義経千本桜の舞台としても知られています 。

そしてこの町を貫く国道309号は芸能の神様で有名な天川弁財天社のある天川村を抜け 、 熊野地方へ通じる入り口でもあるのです 。


そんな吉野郡下市町のお蕎麦屋さん 「 芳熊庵くま蕎麦 」 に久し振りに訪れてきました 。
最後に訪れてからもう5年になる . 。o○



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吉野川沿いの急峻な法面に貼り付くようにある小さな集落 「 野々熊 」 。
当然対向もままならぬ ( と言うより出来ない ) 急勾配な綴れ織りの道を登っていくと左手に駐車場が現れます 。

なので結構到達難度の高いお店ではあるのですが (~_~;)




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この日縁側の二人掛けテーブルに席を頂きました 。

ここからは手入れが行き届いたお庭が手に取るように見渡せます 。




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今回の訪問は本当に久し振りで 、 何をお願いしようかと迷いました 。



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ざる蕎麦の他に釜揚げそばや山かけ蕎麦があります 。
( 以前は釜揚げではなく熱盛り蕎麦があったのですが )



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汁蕎麦もあります 。


注文は初めてのざる蕎麦セット 。

しかもあまり頼むことのない ・ ・ ・


    大 盛 り !


       ちょっとした冒険だったけど


吉野川沿いの高台に位置するこちらのお店は 、 川から吹き込む風が心地よく夏でも冷房が入らないくらい 。


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さて 、 お願いしたざる蕎麦セットが配されます 。



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みずみずしく艶やかな蕎麦肌には黒ポチが散りばめられ 、 見るからに美味しそう 。



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セットに付く小鉢はこの日すんき ( カブラの葉 ) のおひたしと冷や奴 。



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冷や奴 ( あれっ ? 胡麻豆腐だったかな ・ ・ ・ )



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お蕎麦を一手繰りするとふっくらと味と香りが広がり 、 噛みしめると美味しさが膨らみます 。



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角が立ちしなやかさもあってなかなかのお蕎麦に打ち上がり 、 汁無しで充分美味しく頂ける代物 。



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でもやっぱり大盛りはかなり量が多かった (-.-;)



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蕎麦湯が入る湯桶が変わっていて 、 これは椰子の実なのでしょうか ?



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蕎麦湯は白濁サラサラ系 。



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サイドメニューには焼きおにぎりや掻き揚げなどもあり



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何と甘味まで揃っています 。



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運転に覚えのある方は訪れてみてはいかが ?



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これでこの日の幸せ終了です 。

 

芳熊庵くまそば

お店は→奈良県吉野郡下市町阿知賀野々熊3290
電話は→0747-52-9188
営業は→11:00~17:00(無くなり次第)
お休み→月曜日(祝は翌火曜休、冬期)
駐車場→有り(7台くらい)

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