カテゴリー「お蕎麦の三重」の記事

2017年1月14日 (土)

我流庵かかかびで十割と塩鴨蕎麦+α 三重県伊賀市

お蕎麦の超有名店がある伊賀市、でも私は我流庵かかかびのお蕎麦が肌に合い、

いえ、口に合い、 開店間もない頃から通い始めた。

初めて訪れた時迷いました  が、今は結構手前から案内が出ていて迷うことは無いと思います。
倉庫前の駐車場に車を止めお店へ。


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途中の池には大きな鯉が悠々と泳いでいます。


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農家作りで曲り家と納屋に囲まれた中庭の右手、縁側がある建物がお店。


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先ず入り口に立てられたメニューでざっくりとチェック。


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午後一時過ぎ、いつも着物に割烹着姿の奥様。ご無沙汰の挨拶を告げ、気候の話などをして奥の席に着きました。


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先客は6人一組のお客さんがお蕎麦を楽しんでおられます。
お蕎麦は十割ざると鴨塩蕎麦をお願いして、読みかけの本に目を落としました。


しばしの後


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地元大山田の信濃一号を入れたので、それに他の蕎麦をブレンドして。



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色黒ポチの入る見るからに生粋田舎者。(えっ、私?)




私??




一手繰り噛み進むと田舎の風味が素敵な汁無しOK蕎麦。
添えられる海苔はお蕎麦の端切れを巻いて食べて下さい。

でも端切れ少ないのでいつもどおり山葵を巻いて蕎麦汁で。

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滋賀県高島の日爪がお気に入りのご主人的には少し物足りないそうですが、田舎の風味は十分感じられます。



次いで鴨塩蕎麦が出されました。

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鴨蕎麦は合鴨肉を蕎麦汁で煮込んだ物、そして鴨塩蕎麦は鴨肉を塩こしょうで焼いた物をのせた物。


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柚子皮がさわやかさを添えるお蕎麦には刻み青ネギに白ネギと厚切り鴨肉が四切れ載り、サブメインの鴨も柔らかい。

蕎麦湯を楽しんでいると・・・
粗挽きおろし蕎麦半盛りが出されました??

「チョット食べてみて下さい」とご主人。

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結構綺麗に打たれていて、お蕎麦だけを一手繰りするとほんのりとお蕎麦の穀物感を感じます。


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粗挽きを始めた頃は繋ぐのが難しいと言っていたご主人、かなり完成形となっています。
色々と自分なりに悪戦苦闘したらしい。


私は蕎麦を挽かないし打たないし。(食べるだけの人です)


でもこちらのご主人と話をすると・・・
打てるかも。   打てるか?   打ってみるか?
あっいえ、私は蕎麦を打ちません。   断固の意思


ご主人とお話をしていると、知らず知らず蕎麦打ちの知識を得ているのかもしれません。



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手打ちのお蕎麦屋さんがあちらこちらに増えて20年程経ちますが、御店主がそれなりの年齢になり、ぼちぼち閉店するお店も出ているようです。


ご主人にお蕎麦のように細く長く、無理することなくお蕎麦を打って下さいとお願いしてお店を辞しました。


我流庵かかかび


お店は→三重県伊賀市甲野1629
電話は→0595-51-4307
営業は→11:30~14:30
お休み→月・火・第4日曜
最寄IC→名阪国道中瀬IC 約10分
駐車場→5~6台

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2016年11月13日 (日)

とっても綺麗蕎麦 三重県津市は「御そば 嘉玄」

♪伊勢はっ 津でも~つぅ~ 津は~伊勢~でぇ~も~つ~ 尾張名古屋は城でもつぅ 城は主の~ぅ 顔でぇ~も~つぅ♪ 失礼・・・(-.-;)

と、歌われる三重の県庁所在地
津市
お店は津駅の一駅南隣、阿漕(あこぎ)駅に程近い場所にある。

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午後一時過ぎなのに店頭駐車場は満タン。 しかもタクシーで乗り付ける老夫婦も入店。
「御そば 嘉玄」は地元に愛されるかなり人気店のようだ。

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カウンターに席を頂きメニューに目を落とすと・・・やっぱり鴨汁蕎麦か!

注文待ちのお客様が何組かおられたので、配膳されるまで少し時間がかかりましたが、読みかけの本に目を落としているとそう苦にならない程度。

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出されたお蕎麦はかなり整然とした細切りで、「何て綺麗なお蕎麦なんだ!!」思わずそう叫んだ


  (心の中で)


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見るからにしなやかなコシに打ち上げられていて、一見乾麺か? そう思う程の仕上がり。

箸を入れるとスルッと持ち上がり、一手繰り口にするとフワッと蕎麦の香が鼻孔に抜け味が舌に広がり、わずかに黒ポチも入る風味十分なお蕎麦。

思わず汁無し完食しそうになるところでした。

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辛うじて残したお蕎麦を鴨汁で楽しむと、鴨肉や油の旨味がズンと感じるもの。なのにそうクドくない美味しさ。

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お肉はポッテリ厚切りでは無いけれど、柔らかくて程良い仕上がり。
結構好みの鴨汁蕎麦です。

オートメ乾麺か? (まだ言いますか)
結構完成度の高いお蕎麦をいただいて・・・

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わずかにとろみがかった蕎麦湯で頂く鴨汁。美味しいです。

このお店の人気の要因が解ったような気がしました。
これでこの日の幸せ終了です。



嘉玄

お店は→三重県津市大倉10-4
電話は→059-253-7341
営業は→11:30~14:00 17:30~20:15
お休み→火曜日・第1月曜日
駐車場→店舗に8台位
最寄り駅→JR阿漕駅すぐ

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2016年7月27日 (水)

いつ来ても安心蕎麦2 三重県伊賀市は「我流庵かかかび」

我流庵のざる蕎麦には二枚の海苔が添えられている。
これは食べ終えたざるに残った端切れを、海苔に載せて食べるためだ。
初めて訪れたとき奥様にそう言われたのを今でも思い出す。

ただ我流庵のざるにはほぼ端切れが残らないので、いつも山葵海苔として蕎麦湯の共として頂くのです。

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自宅を改装したお店は昔の農家造りで結構立派なもの。

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侘寂を感じる中庭を通り店内へ伺う。
入口にはメニューが立てかけられていて、定休日変更の案内がされていた。

この日到着すると満席で空き待ちに縁側で本を読むことに。
暫し後、席が出来たとのことでご主人に挨拶をしてお店に入りました。

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これからのシーズンは色々な具材が載せられた「冷やかけ」がお勧めだ。
丼には冷たい汁が張られ、出汁巻きや鴨ロース煮、蒲鉾などが載せられている具だくさん冷やかけ蕎麦に仕上がっている。
フンワリとふくよかなお出汁を感じる冷たい汁を頂くと、スーッと暑さから解放されていきます。

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しかしこの日私が頼んだのはあえて「鴨つけ蕎麦」!
鴨好きの私にはこれを頼まずしてなんとしよう。

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当然お蕎麦は味をキッチリと感じるもので、汁無しそのままで戴けます。
が、鴨汁とならお蕎麦を汁に漬けずしてどうするのだ。
いつもながら半分は汁無しで、そして残りを鴨汁にドップリ浸して頂きます。

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う~っ! 思わずそう唸ってしまうような程良いコクがとても良いのだ。

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いい具合に煮込まれた柔らかい鴨肉も美味しい

この鴨汁を好みの量だけ蕎麦猪口に移し替え蕎麦湯を注ぎ入れる。
蕎麦湯の温度で倍増される鴨汁の旨味がたまらない!!

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ご無沙汰だったのでご主人と積もる話もあったのですが、忙しい最中故帰り際に二言三言話を交わしてお店を後にしました。

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これでこの日の幸せ終了です。



我流庵かかかび

お店は→三重県伊賀市甲野1629
電話は→0595-51-4307
営業は→11:30~14:30(予約ベター)
お休み→月・火・水曜・最終日曜
駐車場→5~6台

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2016年4月17日 (日)

面白いお店です これぞ秘境蕎麦「蕎楽 悠庵」 三重県松阪市

熊本地震・・・震源が浅い直下型地震は「阪神淡路」同様の地震力だそうです。
被害が甚大な中、未だ余震が続いているようで、南海・東海・東南海に恐れおののく私達にとって他人事とは思えません。

さて、まだ梅の花が残る頃に訪れたお店は、これぞ秘境蕎麦「蕎楽 悠庵」。あっ、これぞ秘境蕎麦はお店の名前には付いていませんです (^_^)
伊勢自動車道 松阪ICを出て山間に車を進めると徐々に募る不安感、「ほっ、本当にこの道でいいのか?」、 そう思い始めた頃ようやく現れた伊勢山上飯福田寺の山門に涙しながら車を止めました。

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杣家風のお店には打ち場と思われる部屋の上に色あせた看板が掛かる。

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何とも鄙びたと言うか、枯れたと言うか・・・ (^▽^)

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席を頂いてメニューを開くと「生粉打ち」と「田舎」の文字が目に止まり、生粉打ちで鴨汁蕎麦をお願いし、出汁巻き玉子もそれに合わせました。

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しばし読みかけの本に目を通していると、「お待ちの間のサービスです、食べてください」と出して頂いたのは蕎麦雑炊。

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これが結構しっかり濃いめの味付けで、私・・これでビール一本いける。。。

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次いでの出汁巻きはホンノリと甘味が漂い、雑炊とは対照的な薄味仕上げ。

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大根おろしに醤油をかけ玉子に載せていただくと優しい味わいにホッとする。
そして出汁巻きにそう遅れること無く生粉打ちの鴨汁蕎麦が出されました。

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細切り生粉打ちを一手繰りすると、短めの打上がりで結構アッサリの味わい。
鴨汁も意外とフンワリな優しい味付けで悪くありません。

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ここでふと品書きに挟まれた紙に見つけた「冬季限定牡蛎おろし蕎麦」の文字。
そう言えば今年まだ牡蛎蕎麦を食べてなかった。で牡蛎おろし蕎麦追加!

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牡蛎天が入れられますが衣が黄色い!・・これはかなり個性的なビジュアル。
白い粉のような物は大根おろしと思われます。

お蕎麦は田舎のようで比較的美味しい物ですが、かけ汁は蕎麦雑炊同様かなりしっかりとした味付けで辛さが際立っていました。

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ご主人は名古屋の沙羅餐(サラザン)で初期の生徒さんだったそうです。(どおりで細切りだったのですね)

しばしお蕎麦の話を伺いお店を出ると、入れ替わりでご近所らしい親子連れのお客さんが楽しそうに入られていきました。

次回は是非田舎をざるで頂きましょう (^・^)

(きっとそれが良い!)

しかし喉渇くわ (-.-;)

南阿蘇の久木野庵や熊本市内の雪花山房は大丈夫だったのでしょうか。。。


蕎楽 悠庵

お店は→三重県松阪市飯福田町223
電話は→0598-35-0860
営業は→11:00~16:00(売り切れ閉店)
定休は→月曜、火曜

最寄IC→:伊勢自動車道松阪IC 車約30分

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2016年1月10日 (日)

我流庵かかかびでお蕎麦四種盛り堪能 三重県は伊賀市

三重県伊賀市、とは言っても市街地からかなり離れた長閑な場所に我流庵はある。

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伊賀で人気の手打ち蕎麦と言えば「松尾」だが、何故か私はこの店の方が好きなのだ。

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お茶を運んでくれた奥様が「今日は吟醸蕎麦(更科)もあって四種盛りも出来ますが」。
我流庵では鴨つけも大変魅力的なのだが・・・「あっ、それお願いします」 (・0・)。
基本の三種盛りは「二八」、「十割」、「粗挽き」、それに加えこの日は「吟醸」がある。

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さあ、まずは二八だ。剥き実のホンノリとした甘みに小麦の香りが漂い、中細打ちでキッチリとコシを出す食感が楽しい。

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次ぎに挽きぐるみの十割田舎。
色黒で素朴な、そしてしなやかさを兼ね添えた力強さを感じる。

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一口手繰り上げると、田舎蕎麦特有の淡いエグ味と甘みが程良いバランスで蕎麦に打ち込まれていて、見た目通りの田舎の風味がフンワリと広がる。

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そして粗挽きが出される。

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この細さで粗挽きとなるとチョット物足りないような気がするが、中々これでも少し多めを手繰り上げると、噛み進む程に穀物の旨味が増してくる。

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いよいよ最後の吟醸が・・って抹茶切り? いわゆる変わり打ち(変わり蕎麦)だ。
更科なので勝手に透け感ある純白の蕎麦を想像していたので。。。(;^^)ヘ..

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翡翠色に輝く蕎麦肌は艶やかで、細く綺麗に打たれている。
更科のフンッと上品な甘みに抹茶の香りが覆い被さってくるのだ。

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蕎麦の実の中心部だけを挽いた蕎麦粉はデンプン質が多く、仄かな甘みはあるものの特有の風味に欠ける。
そのため抹茶や紫蘇にレモン、柚や芥子・クチナシなど風味付けや色付けをして楽しむ変わり打ちを出すお店も多い。
純白でアッサリの更科はあなた好みの色や味に染めて! あなた好みの・・・(^▽^)
サービスで揚げ蕎麦のキノコあんかけミニを出して頂いた。


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揚げたお蕎麦にかけられた、生姜が利いた和風出汁のキノコ餡が体に暖かい!

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サラッと系蕎麦湯と共にお茶請け(いえ、蕎麦湯請け)で揚げ蕎麦を。

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あー、大満足で仕上がった。
蕎麦湯を頂きながら久しぶりにご主人とお話をさせてもらいました。

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滞在時間約二時間・・・これでこの日の幸せ終了です。



我流庵かかかび
お店は→三重県伊賀市甲野1629
電話は→0595-51-4307
営業は→11:30~14:30(無くなり次第)
お休み→月・火・第4日曜
駐車場→有り
最寄IC→名阪国道中瀬IC(約8km)

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2015年11月 2日 (月)

長閑で素朴な「手打ち蕎麦 四十九亭」 三重県伊賀市四十九

二年ぶりだろうか。
久しぶりに長閑(のどか)な田園風景が広がる四十九亭(しじゅくてい)に訪れた。

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ここはその長閑さと相まってメニューも長閑だ!

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門長屋を潜り中庭の靴脱ぎを経て縁側から入るとそこが客室。
前回頂いたおろし蕎麦はぶっかけで、汁はかなり味が濃かったため、次に訪れる時にはごく普通にざる蕎麦をと思っていたのにも拘わらず、同じぶっかけの山かけ蕎麦を頼んでしまったのだ (・0・)

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ルックス良好の「山かけ」は雪色のトロロに載る濃い黄身が織りなすコントラストが素敵。
蕎麦は結構美味しいのだ。が、山かけでもかけ汁の濃さを感じる。

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ぶっかけの汁はやはり濃厚。決して辛いのでは無く濃いのだ

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ただ、蕎麦湯で割った汁を頂くと結構アッサリと頂けてしまう。

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お蕎麦を打つ奥様はとても気さくな方で、話し掛けると会話が弾みます。
三重県伊賀市では人気店の「松尾」で蕎麦打ちを学んだ奥様です。

次回こそざる蕎麦を頂こうと誓いながら、これでこの日の幸せ終了です。


四十九亭(しじゅくてい)

お店は→三重県伊賀市四十九町790
電話は→0595-21-6388
営業は→土・日・月 11:30~14:00
お休み→火曜~金曜
お車は→あり

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2015年9月28日 (月)

蕎麦掻きの約束・・三重県伊賀市は甲野「我流庵かかかび」

前回訪れたのは春の終わり、周辺には色づき始めた麦の穂がたなびいていた。
帰り際ご主人と蕎麦掻きの話をしたのだが 「次回是非蕎麦掻きを食べてもらいたい」とのお言葉を頂き、かなり間が開いてしまった訪問となったのだ。

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小さな橋を渡った倉庫前の駐車場には車は無く、どうやら一番乗りのようです。

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駐車場から大きな鯉が泳ぐ泉水の前を通る頃、家の壁に我流庵の文字が見えます。

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こちらのお店は中庭の右手奥にある縁側横の勝手口が入口。

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入口横には本日のメニューが置かれています。

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靴脱ぎから厨房を除き、ご主人にご無沙汰の挨拶をしていつもの席に収まりました。

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お茶を出してくれた奥様に迷わず 「 鴨つけ蕎麦をお願いします!!」。

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実は冷やかけにも心引かれたのですが・ ・ ・ ( ここの冷やかけ美味しいから )
読みかけの本に目を落とし始める事しばしの後、何と出てきたのは蕎麦掻き!!

どうやら前回の約束を覚えていてくれたようです。

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ゴツゴツ感ある結構野性的な表情ですが、お箸を入れると程良い堅さで綺麗に切り分けることが出来ます。(お箸にネットリと纏わり付かないタイプ)

一口するとまず粗挽きらしさを伴う舌触り、次に噛み締めた時感じるプチプチ感が歯応えに楽しい変化をもたらし、そしてジュワッと穀物感が広がるのは長野県伊那産粗挽きで、
ご主人が製粉会社に注文を付けたこだわりの蕎麦粉で仕上げた蕎麦掻き。

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思わずメニューに蕎麦掻きの文字を探したのですが、まだどこにも見つけることが出来ませんでした。

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細切りに切られた青ネギと筒切りの白い部分が浮かぶ鴨汁には、柔らかい鴨肉が5枚程入り、甘辛さのしつこさを感じさせない仕上がり

カチッと打たれた細切りの蕎麦は北海道新産の新蕎麦。

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お蕎麦だけでも戴けるのですがあえて鴨汁にドップリと浸し、汁をたっぷり絡めながら鴨出汁の旨味と共に戴こう。

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肉厚の鴨肉がまた柔らかいこと。
程良い甘みと辛味の効いた鴨汁は、それでいてしつこさが全くない。

ビールが飲みたい・・・心の底からそう思う。

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お客さんも一段落したこのタイミングでご主人とお蕎麦談義に入ります。

蕎麦掻きの感想から蕎麦粉の話に移り、蕎麦掻きに使った伊那産の粗挽き粉と高知産の蕎麦粉を出してくれました。

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ご主人曰く、高知産は個性的で、伊那産を6割混ぜるとバランスが取れた美味しさに仕上がるらしいのですが、一つまみすると粗挽きは特有の香ばしさを感じ、微粉に近い高知産は・・・エグ味か!
そう、高知産だけで打つとこのエグ味が前に出るようです。(私は食べてみたい!)

蓼科の植物である蕎麦には少なからずエグ味が存在するのだが、品種改良が進みバランスがとれた蕎麦が多い中、在来種的な蕎麦なのだろうか。

いろんな蕎麦粉を試してみたいというご主人。

まだまだ飽くなき挑戦が待っているのだろう、そう思いながらお店を辞しました。



我流庵かかかび

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お店は→ 三重県伊賀市甲野1629
電話は→ 0595-51-4307
営業は→ 11:30~14:30
お休み→ 月・火・第四日曜
最寄り I C → 名阪国道中瀬 I C ( 約8km )
駐車場→ 有り

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2015年6月10日 (水)

外さないお店で蕎麦がきの話 三重県は伊賀市「我流庵かかかび」

昨年12月に訪れた際、「年内にもう一度お伺いできるかも・・」そう言いながら半年近く経ってしまったこの日、久し振りに名阪国道の中瀬ICを降りた。

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麦秋と言うには少し早い色付きの麦畑見を眺めながらお店を目指す。
初めて訪れた時、「本当にこの先にお蕎麦屋さんが在るの??」 そんな不安が心を過ぎった道のりだったが、意外にも中瀬ICから10分程で到着できるお店なのだ。

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何の変哲も無い何とも長閑な集落に有るお店。

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ここは比較的安定してお蕎麦の味を楽しめるお気に入りのお店なのです。

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もう人気の冷や掛けが始まっていましたが、鴨汁蕎麦を食べたくて注文すると既に生鴨肉が終了し、ロース煮しか残っていないとのことで三種食べ比べをお願いすることに。

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抜きの二八ですが結構蕎麦の存在を確認できるもの。

以前より細打ちになっているような気がしますが、お蕎麦の味は輪郭を残ししなやかさを感じます。
ここで「残っていたは切れ鴨肉ですが」と出していただいた鴨汁。

少しだけ鴨汁蕎麦を頂くことができました。

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引きぐるみ特有の風味をフンワリと感じる二枚目は田舎系蕎麦。

少し太めの純朴な蕎麦を感じることが出来るのです。

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11_upこれは粗めの粉をブレンドしたもの。
少し透け感を持ったお蕎麦には黒ポチが散らばっていて、ガツンと穀物感を感じる物では無く繊細な風味に蕎麦のエグ味をわずかに加え、比較的バランスのとれたお蕎麦なのです。

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お客様も一段落してお蕎麦の話に夢中になり、二人とも蕎麦湯のことを忘れてしまい、結局いただく事の無いまま表に出ました (^0^)
堺の南三陸で出して頂いた蕎麦掻きの話を投げかけると、我流庵でも比較的しっかりとした食感の蕎麦掻きを考えているようです。
「次回は是非お試し下さい」の言葉を伺いながらお店を辞しました。

これでこの日の幸せ終了です。

我流庵かかかび

Photo位置図(文字右寄せ)
お店は→三重県伊賀市甲野1629
電話は→0595-51-4307
営業は→11:30~14:30(予約ベター)
お休み→月・火・第四日曜
駐車場→有り(5~6台)
最寄りIC→名阪国道中瀬IC約8Km

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2015年1月25日 (日)

フェラーリと一緒にお蕎麦・・三重県伊勢市「才屋」

伊勢神宮内宮に向かう参宮道沿いに有る「才屋」。
一茶庵プロ養成コース出身のお蕎麦屋さんなのだ。

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太い張りが渡される高い天井からすると古い家屋を改装したお店のようだ。
そして店内にはなんとフェラーリが置かれていた
玩具じゃ無く本物です。本物のフェラーリ。

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私達の席からはよく見えず、ましてやフェラーリには興味が無いので写真を撮らなかったのですが、おそらく512BBだったように思います。BBとはベルリネッタボ・・・
あっ、、話を戻しましょう。

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お蕎麦には二八せいろと十割粗挽きの2種があり、つけとろ・天麩羅の計4通り。

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O氏注文の細打ちのせいろはしなやかな姿で出されます。

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粗挽きも細~い! これが十割粗挽きで打たれているなんて・・・

Photo_7当然繋ぎが難しくなるので少し短めのお蕎麦が多くなるのは仕方が無いでしょう (;^^)ヘ..
噛み締めると粗挽きの穀物感がムワッと広がり、こんなにか細いのに小さい白ポチが粗挽き蕎麦をガンガン主張するのです。

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当然汁無し完食はあったり前でェッ!!
場所柄観光地のお蕎麦屋さんというイメージながら、食べてみると以外にも本格的な素敵さを味わえます。

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汁自体は少し辛味が立つものだったと思いますが・・・あまり覚えていません (_ _)

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サラッと系蕎麦湯で割ると、美味しく頂けたように思います (;^^)ヘ..

粗挽きというゴツゴツ感は一切無く、噛み締めると蕎麦カプセルがプチプチッと弾け舌に鼻に穀物感を弾かせる
伊勢でこんなお蕎麦が頂けるなんて思ってもいなかった。
そう思いながらこの日の幸せ終了です。

クラシックカーが趣味の御主人のようで、でも決してこれを売りにするだけのお店ではありませんでした。

才屋

お店は→三重県伊勢市宇治今在家町145-3
電話は→0596-25-0677
営業は→11:00~17:00
お休み→水曜日 最終火曜日
駐車場→有り(店舗前3台程度)

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2015年1月14日 (水)

開店10分で満席 三重県伊勢市は旭町「柿右衛門」

伊勢で麺といえば伊勢うどんなのだが、内宮付近には以外にも手打ち蕎麦の店が点在する。
その一軒が伊勢自動車道伊勢西ICにほど近い場所にある「柿右衛門」だ。
この日蕎麦仲間O氏の提案で久し振りに年末蕎麦ツァーとなりチョイスしたお店。

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杣小舎を思わせる素朴な外観は周囲の風景に溶け込んでいた。
入口を入ると右手にはテーブル席、左手には小上がりがあり、雪見障子が有る小上がりに席を頂いた。

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開店時間を少し回った頃に到着の一番乗り。余裕のよっちゃんで入店したのだが。。。
なっ、なんなんだ・・続々とお客さんが押し寄せ、見る間に空き待ちの客が出ていた。

今回三人三様の注文はO氏が鴨南蛮、T氏がおろし蕎麦、そして私はつけ鴨蕎麦。

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細打ちのお蕎麦に載せられた鴨肉は少し炙られていて何とも美味しそう。
O氏談では「少しアッサリ過ぎて物足りない」との事なのだが、確かに丼に張られた汁は透明度が高く、摩周湖のように透き通っている。( ^^)

4_T氏のおろし蕎麦はかなりパンチが効いているようだが、沢山の鰹節がおろしの辛さをまろやかに包んでくれそうな気がする。

そして私の「つけ鴨蕎麦」。

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お蕎麦だけで一手繰りすると、抜き実で打たれた蕎麦の風味がふんわりと口に広がり、噛み締めると優しい味が滲み出す。

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モチッとした食感を想像させる平打ちのお蕎麦。
切り揃えには少しばかり難が残るが、丸抜きの十割とすれば味はまずまずだ。
お蕎麦だけで一手繰りすると、抜き実で打たれた蕎麦の風味がふんわりと口に広がり、噛み締めると優しい味が滲み出す。

特筆はバランスのとれた鴨汁。
鴨肉は軟らかく適度に旨味を吸い、そして油のコクを汁に戻す。

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グッとくる濃さがありながらも、比較的アッサリとした口当たり・・
後味も悪く有りません。旨いわ~!

少しトロ味がかった蕎麦湯で頂けばその余韻を十二分に楽しめます。

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さて、ここはお蕎麦以外におうどんを頼むお客さんが有る。
それもそのはず、元々おうどん屋さんだったお店で、今もお蕎麦と共に供されるおうどんは中々評判が良いようだ。(後ろの家族連れのお爺ちゃんが言っていた)

内宮まで約4kmのお店はかなりの人気店でした。

柿右衛門

お店は→三重県伊勢市旭町366-1
電話は→050-5890-8695(予約専用) 0596-22-5050(お問い合わせ専用)
営業は→月~木11:30~14:00 土日祝11:30~14:00 17:30~20:00
お休み→金曜日(祝日は営業、翌日休業)
駐車場→有り
最寄りIC→伊勢自動車道伊 勢西IC約2km

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