カテゴリー「お蕎麦の奈良」の記事

2017年7月 1日 (土)

舞台は桜井から宇陀へ 奈良県宇陀市は大宇陀「まほろば」

国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の指定を受け、景観保存に力を入れている大宇陀は江戸時代末期から明治の建物が残る町並みが続城下町だ。

その大宇陀に今年4月、桜井市の朝倉台入り口にあった「蕎麦カフェ まほろば」が移転していました。


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お店は酒蔵がある酒蔵通りに面したかなり立派な古民家だ。


6年ぶりの訪問だろうか、多分忘れているだろう、そう思いながら敷居をまたぐと奥様が  「アッ」。      どうやら覚えていてくれたようだ。


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実はこのお店、ついつい足が遠のいたのはお蕎麦の味では無く、
駐車場の環境が ・ ・ ・ ・ どうも すぐ近くで子供たちがキャッチボールしてたり ・ ・ ・




       
でも大丈夫、



今度はお店の隣に  
駐車場を6台ほど確保!  (≧∀≦)

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メニューには数種類のセットも揃っている。

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当然お蕎麦メニューはシンプルながら温 ・ 冷が揃い、 単品でオムライスや丼もあって、 以前同様喫茶メニューもある。



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とりあえず出汁巻きと、メニューに見つけることが出来なかった豚角煮をお願いすると、いったん御店主に相談。
出して頂けました!  多分お持ち帰り価格でお出汁頂いたのでしょうか?
( 無理言ってしまった   か ?   (-.-;  )


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ということでまず出された角煮。


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これこれ 、 これなのこれですよ    の写真。
これは我慢できないでしょっ、  我慢できない! でノンアル。



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脂身を感じさせない脂身のトロトロ感。  コラーゲン満載   か!
甘みだけを残し脂っこさを  一切排除 (チョット言いすぎか)


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肉の部分には歯応えを残し、脂身は口に入れた瞬間にとろけるのです。
とにかくトロントロンでトゥルントゥルン。   やっぱりこれ大好き



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比較的キッチリと味付けされた出汁巻きは、思わずお酒をお願いしたい味。


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そして6年ぶりのまほろば蕎麦はおろし蕎麦。


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以前も細打ちだったのですが、今はもっと細打ちの様相。  (だと思う)
大根おろしに鰹節とお葱が添えられるおろし蕎麦。
パンチ有る辛味大根ではありませんが、その分お蕎麦の味を楽しめます。



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そのまま一手繰りすると、この極細でカチッとしたコシを感じる。
お蕎麦の風味をキッチリと打ち込んだ極細の蕎麦。



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ここで汁を一含みしてみると ・ ・ ・
醤油の辛味が前に出て甘みがホンノリと後を追います。
冷や素麺の汁を思い浮かべる味付けは、好みが分かれるかもしれません。

(以前もそうだったかな?)


蕎麦が美味しければ汁無しで頂くので記憶に残らなかったのかもしれません。


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トロミある蕎麦湯に残った蕎麦汁を入れ、底から掻き上げるようにして頂くと、お出汁の香りがホンノリと立ち上がりました。

のんびりと寛いでお店を後にしました。

これでこの日の幸せ終了です。




まほろば

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お店は→奈良県宇陀市大宇陀出新 1809-1
電話は→0744-44-2269
営業は→11:30~17:00
お休み→木曜日
駐車場→5・6台
最寄り駅→奈良交通大宇陀バス停徒歩約3分

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2017年6月11日 (日)

鴨汁出ました 奈良市は大宮「出雲そば だんだん」

JR奈良駅から徒歩数分、奈良市でかわばたと共に本場出雲蕎麦を食べることが出来るお店。

出雲蕎麦 だんだん。

「だんだん」とは出雲の方言で、「ありがとう」のこと。
島根出身の先代が開いたお店だが、昨年ご主人がお亡くなりになられ、お嬢さんが後を継がれて今年3月にリニューアルオープン。

開店後に続いて2度目の訪問となった。(5月中旬)


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以前も酒肴が揃うお店でしたが、新しいお店もそ同様以上だ。



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とりあえずのビールは「ハートランド」、酒肴は「おつまみ盛り合わせ小」。


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用意が出来るまでこれでもどうぞと出して頂いた練り天。


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赤天がピリ辛でビールが進みすぎて  どうしましょ  (゜o゜;)


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おつまみ盛り合わせ (小) には、白身魚のマリネ・豆腐味噌漬け・焼き水茄子マリネ ( だと思う )。
いずれも日本酒に合いそうな優しい味付け。


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5月は豆のシーズンとあって豆メニュー充実。
サックリ歯応えのかき揚げは桜エビの旨さに空豆と油の甘さが加わり美味しい。


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これはスッキリとした冷酒をと思いメニューを見ると ・ ・ ・


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出雲蕎麦の店と言うことで、島根の辛口「超王祿」をお願いします。


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カウンター越しのセラーには色々な日本酒が収まっていました。



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日本酒にも力を入れているお蕎麦屋さんなのですが、 決して居酒屋でお蕎麦を頂けるお店では無く、 お蕎麦屋さんでお酒も楽しめる、 そんなお店なのです。


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自家製 「揚げたてエンドウ豆がんもどき」 を頂いてお酒もお代わりをします。


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雪花菜(おから)を混ぜて揚げた物で、空豆ソースのお風呂にユッタリと浸かっていて、これも滋味溢れる優しい味わい。


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一般的ながんもどき(飛竜頭)とはチョットイメージが違ったもの。
お酒お代わりでお猪口を選択できるのですが、
これ、中中面白いお猪口です。ユニークで  艶っぽい。 (*^O^*)


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これで奈良の篠峯を頂きます。


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さてそろそろお蕎麦を頂きましょう。


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開店直後に訪れた時、「鴨はまだちょっと」 と言われてた鴨メニューが掲載!!


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これはやはり鴨汁蕎麦(ここでは鴨のつけ麺)を頂かねば !


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結構ワイルドなビジュアルの鴨のつけ麺。
黒ポチ散らばる挽きぐるみ蕎麦は、私こそ ・ ・ ・ ・




ミスター出雲蕎麦! みたいな。





しかも鴨汁は水面がかなりオイリーで、いかにもコッテリ感満載なのですが、
蕎麦一手繰りを軽くくぐらせて口にすると・ ・ ・ ・ 


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これが意外にもあっさりしていて、田舎蕎麦の風味を十分に感じさせながら胃の腑に滑り込んでいきます。


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鴨汁はあまりクドすぎるとどうもいけません。     がっ 、

鴨汁の命、コクをキッチリともたせ、クドすぎること無く程良いコッテリ感。
見た目と裏腹でコクがあるのに後味を引っ張らない。

以前冬季限定で出していた小鍋仕立てのアッサリ鴨鍋蕎麦も良かったけど・・


この鴨汁も 、 、 、 
ごっついええわ!



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蕎麦湯にもコッテリ油が浮かびますが、旨味をスッと舌に残す味わい。
ユッタリと、ホッコリとした時間を頂きました。


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これでこの日の幸せ終了です。


だんだん

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お店は→奈良県奈良市大宮町2-2-34
電話は→0742-30-6566
営業は→16:00~22:00(LO21:30)
お休み→月曜・火曜日
最寄り駅→JR奈良駅 西へ徒歩約5分
駐車場→店の前に2台

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2017年4月23日 (日)

奈良で桜とお蕎麦 高市郡高取町は麓香庵

今年    桜とは縁遠かった。
一週間前、せめて散り際の又兵衛桜をと宇田に行ってきました。


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花曇りだが後半青空   まずまずの天気といえる。



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風が吹くと辺り一帯が花吹雪だ。



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少しばかり緑が出始めているがそれでも十分に又兵衛桜は綺麗だ。

そして今回は同じ宇陀市にある榛原へも。

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諸木野という所にある桜は、そのものよりも水田の水面に写る桜の花が素敵。


いわゆる逆さ富士的な光景  か



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情報では水田の主が桜の開花に会わせて水を張るとのこと。 やさしい。


でも その優しさに甘えず マナーはしっかり守る私。



この辺でお蕎麦屋さん情報です。

明日香村の南隣になる高取町の「 麓香庵 」。

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昨年開店した自宅改装型のお店です。

玄関を入った左手には四人用座卓が二つと窓際のカウンター5席というこぢんまりとした客室。


ざる蕎麦に汁蕎麦三種とメニューは至ってシンプルで、ざる蕎麦にはオプションで四種のもり汁が用意されています。(季節商品も有り)

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今回はつけトロ蕎麦と奥方様ご所望の炊き込みご飯




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ミニすり鉢に入ったトロロには卵黄が別添えで。

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細打ちのお蕎麦は黒ポチ赤ポチが散らばる田舎系で野性的な面持ちだが、以外としなやかなコシで優しさも兼ね添える。


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噛み進むとフンワリ挽きぐるみ特有の風味が広がる。

ただ、水が冷たいのか氷が多いのか、もう少し常温に近い方がもっと美味しさが増すと思うのです。

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わさび塩って初めてなのですが全然辛くなくて、お蕎麦の甘さを引き出すと言うよりお蕎麦に合う調味料的な感じ。





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お出汁が効いて優しい味付けの炊き込みご飯は、野菜やカシワ・お揚げさんに味が染みてとっても美味しかった。



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蕎麦湯で締めて  ホーッ


これでこの日の幸せ終了です。


(参 考)

宇陀市には大宇陀に蕎麦庭旅人・まほろば(桜井から移転)、榛原にははぎ乃・一如庵があります。




麓香庵

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お店は→奈良県高市郡高取町清水谷1006
電話は→0744-52-2206
営業は→11:30~15:00
お休み→月曜日・火曜日・水曜日
最寄り駅→近鉄壺阪山駅 約2Km
駐車場→有り

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2017年4月 7日 (金)

復活 出雲そば「だんだん」 奈良市は大宮

JR奈良駅にほど近い奈良市大宮。ここに出雲そばを出すお店がある。

出雲そば だんだん


だんだんは出雲の方言で「ありがとう」のこと。
そんなお客様に対する思いを店名にする素敵なお蕎麦屋さんだった。
昨年ご主人が亡くなり、お嬢さんが後を引き継いだのですが、体調不良で閉店していました。


が、   今年3月に再開する。



この情報を得たのは他でもない「そばがき屋ぐーちょきぱー」からでした。
2月、偶然にも奈良のお蕎麦屋さんの話になり「 だんだん 」の事を話すと、来月再開されますよとの言葉が返ってきた。

エッ?



ということで開店四日目に行ってきました。


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外観はあまり以前と変わり有りませんが店内は結構イメージチェンジ。


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モダンクラシカルな雰囲気漂う良い感じの店内になっていました。


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厨房の中には電動石臼が置かれています。


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メニューを見ると、 お~~っ、ハートランドが有るではないですか。



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ということでまずはハートランドビール


突き出しは青菜のおひたし。
お出汁も効いています。


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自家製感ありありの豆腐の味噌漬け(メニューでは味噌漬け豆腐)。
豆腐の味も残り濃厚さには欠けるが、載せられた味噌で十分蕎麦前のお供になります。

生芋こんにゃくと蕗の薹の味噌漬け

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これも日本酒に合いますよね。


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蕎麦味噌は一般的に言う所の焼き味噌。
これは蕎麦屋定番の蕎麦前のお供です。


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風の森 純米生酒

甘さが抑えられるもフルーティーさが前に出て、多様な顔を見せる風の森の美味しさを感じる。


そしてかき揚げ

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サックリと揚がっていて、これを少量ずつ頂きながらお酒を口にする。



ここでお酒は
篠峯

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鯖のきずし


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きずしは少し深い目ながらも美味しさはかなりいけます。


生ハム

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これはメニューに載せていなかった一品。


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そして最後にお願いした東北泉


ここでお蕎麦を頂きましょう。

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O氏は割子蕎麦。   伝統的な出雲そばだ。


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私はやっぱり釜揚げ蕎麦


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割子に比べ出雲そばとしての歴史は意外に浅い。

添えられた汁を回しかけて頂きます。
釜揚げはお蕎麦の香りがムワッと広がり、一手繰りして噛みしめると挽きぐるみの特徴的なえぐみと旨味が口に広がります。


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お嬢さんが頑張って打つ石臼引き手打ち蕎麦。


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お蕎麦の品数は以前より絞られているのですが、出雲蕎麦の魅力を十分感じる事が出来るお店なのです

以前同様かえる庵と交代ごうたいに訪れようと思いながら駅を目指しました。

これでこの日の幸せ終了です。


出雲そば だんだん



お店は→奈良県奈良市大宮町2-2-34
電話は→0742-30-6566
営業は→16:00~22:00(LO21:30)
お休み→月曜・火曜日
最寄り駅→JR奈良駅 西へ徒歩約5分
駐車場→店の前に2台

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2017年3月26日 (日)

手挽きの粗挽き蕎麦が美味しい 奈良市は「百夜月」

現在は和歌山の天野に移転した凡愚だが、大阪の大正区時代にこの店の影響でお蕎麦の道に入った人はかなりある。
そんなお店の一つが近鉄奈良駅にほど近い所にある「蕎麦切り 百夜月」だ。

この日、興福寺国宝館の「 阿修羅 」に会うため奈良へ。



その前に腹ごしらえ。   
とちょっと一杯も

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大宮通を北に入った百夜月は、お酒も呑めるお蕎麦屋さんなのだ。


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しかも一日限定十食という手挽きの粗挽き蕎麦がメニューに並ぶ。


昼食、 昼食ですが、 昼食なのですが、 お酒をお願いいたします。


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辛口純米吟醸 「梅の宿」。  奈良の葛城市のお酒だ。


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突き出しはミニ板わさ。

でも、夜に備えてここは軽めにしなくては!!



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そう、軽めにしなくては!!


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なので鴨のタレ焼きも行っときましょう。 ( . . ; )


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あれ?  もう3杯目?

夜のため軽めにですよね、  あくまでも、  軽めに?  あくまでも。


えーい仕方ない、ここでお蕎麦を頂きます。

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同行T氏は柚子胡椒蕎麦 、 。 、 ?    柚子胡椒  ??


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柚子胡椒汁を少し飲ませてもらうと、これが中々スパイシーで美味しい。

そして私は一日限定10食の手挽き。



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野性味を帯びたごつごつ感に黒ポチ ・ 赤ポチ ・ 白ポチも散りばめられる素敵さ。

一手繰りして噛みしめると舌の上には粗挽きのしっかりとした穀物感が広がる。



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きりっとした辛口のお酒にも合う。


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とろみある蕎麦湯で盛り汁を頂くと、出汁の香りと旨味が引き立ちホッコリ。


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さあ、次は阿修羅に会いに行こう!!


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・ ・ ・ ・ ・  って、 まさかの耐震工事中、来年まで会うこと出来ません。



          ( ; 。 ; )






百夜月

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お店は→奈良県奈良市中筋町38番地
電話は→0742-24-5158
営業は→11:30~14:30 17:30~19:30(なくなり次第)
お休み→火曜夜・水曜
最寄り駅→近鉄奈良駅徒歩約3分
駐車場→無し(近隣CP有り)

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2017年2月12日 (日)

奈良県奈良市は三碓の「かわばた」で釜揚げ鴨汁蕎麦

奈良で出雲蕎麦の店といえば、今は休業中の「 だんだん 」とここ「 かわばた 」だ。


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引き戸を開けると右にカウンター6席、左に6人掛けテーブル2卓、突き当たりには打ち場がある。

この日は鴨汁蕎麦を釜揚げでお願いすることに。
鴨汁蕎麦はお蕎麦をざるor釜揚げでチョイス出来ます。


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熱盛りや釜揚げは、ムワッと立ち上る湯気のにおいが好きで定期的に無性に食べたくなるのです。( 禁断症状的な・ ・ ・ )


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鴨肉は薄めながらも5枚ほど入り、柔らかく鴨汁との相性も良くてお勧め。


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コッテリとあっさりが程良いバランスで素敵な味付け。


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レンゲが添えられているので丼の蕎麦湯を鴨汁に入れて頂けますが、反対に鴨汁を丼の蕎麦湯に入れてもいい。
でも 蕎麦猪口を添えてくれると一番有りがたい。 ( あくまでも控えめに )

山椒は初めから鴨汁に入っていますが、メニューには「苦手な人は言って下さい」とありますから苦手な人は



注文時にこう申し添えましょう。


山椒抜きで!!  
くれぐれもご遠慮なく



出雲本来の釜揚げは、お蕎麦と共に茹で湯がはられた丼に、直接濃いめの蕎麦汁を好みでかけ入れて食べるのです。


が、今回頂いた鴨汁の釜揚げも、とても美味しく頂くことが出来ました。

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      (日本一の茶筅の里 高山にも寄ってきました)


これでこの日の幸せ終了です。




出雲そば かわばた

お店は→奈良県奈良市三碓2-7-16
電話は→0742-41-3019
営業は→11:30~14:00(土日祝は11:00~)17:30~20:30L.O
定休日→月・火曜日
駐車場→有り4台
最寄り駅→近鉄富雄駅 徒歩約10分

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2016年11月 2日 (水)

もう冬眠 奈良県高取町は「麓香庵」で「あんかけ卵とじ」

暑さと寒さが混沌とし、ようやく訪れた秋本番なこの頃。

慌てて衣替えという方も多かったのでは無いでしょうか?

そんな時ふと思い出したのが高取町にある「麓香庵」。


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お店に入ると奥様が 「 あの時の・・・二杯頼んでくれた、 、 、」
そうです、鴨汁とおろしぶっかけを食べた私です (ーー;) 。

注文は、最初に訪れた時とっても気になっていた「あんかけ卵とじ蕎麦!」

駆け足でやってきた肌寒い秋風に、このお蕎麦はうってつけでは。


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トロ身有る餡に包まれた卵とじ蕎麦から立ちのぼる湯気。
イメージしていた 「 ふわトロ卵のカニ玉的 」 では無く、細かく散らばるように溶き固められた卵なのです。

とりあえず一手繰り。 フーッフーッ、フ~~ッ!

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ズズッと啜り込むと・・まだしっかりとコシが残るお蕎麦の歯ごたえ。
そして柔らかな餡からほのかに漂う生姜の香り! これは良い!!
これから訪れる冬本番にもホッコリ体を温めてくれるのだ。

真冬でもざる・せいろ主体の私が食べる汁蕎麦は、鴨・牡蠣・卵とじ。
私の中ではいわゆる汁蕎麦特別メニューなのだ。

奥様が 「 ブログを見てお見えになったお客様もいて 」 と、 出してくれた本日のかやくご飯が・・・

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土日限定季節のかやくご飯、この日は栗ご飯でした。
甘すぎず辛すぎずのニュートラルな味付けが栗の甘みを引き出して美味しい。

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蕎麦湯は蕎麦粉を溶き混んだ物で少しトロ身を帯びています。

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完食だったので丼に蕎麦湯を流し込み、 洗うようにして蕎麦猪口に注ぎ入れ頂くと、ほんのり僅かに出汁香る蕎麦湯になりました。

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私は知らなかったのですが、お店に置いていた 「 はならぁと2016 」 のパンフレット。 高取のかかし祭りとコラボして 「 はならぁと 」 が開催されているようです。

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奥様にマップを頂いてお店を後にしました。
次回はこの続き、「 はならぁと2016 in高取案山子祭り 」 ( もう終わりました ) をお届けします。

PS:忘れていました、麓香庵は11月の2週目から冬眠に入るとのこと。 ( 寒くなるので・・・ (-.-;) 11月23日のお城祭りは営業するそうです )



麓香庵

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お店は→奈良県高市郡高取町清水谷1006
電話は→0744-52-2206
営業は→11:30~15:00
お休み→月曜日・火曜日・水曜日
最寄り駅→近鉄壺阪山駅 約2Km
駐車場→乗用車2台・箱バン1台有り

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2016年7月24日 (日)

いつ来ても安心蕎麦1 奈良県明日香村「山帰来(さんきらい)」

日本を代表する観光地として京都と並ぶ奈良だが、どうしても京都の派手さに押され気味だ。
そんな地味な奈良なのだが、京都とはまた違った日本の原風景的景色があちこちに残る奈良が私は好きなのだ。
奈良県明日香村の飛鳥寺すぐの場所に「山帰来」はある。
通い始めてもう何年になるだろう。
名古屋の紗羅餐(さらざん)出身で、カチッと角が立った極細打ちのお蕎麦を頂けるお店なのだ。

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離れの厨房前で挨拶をして、靴脱ぎを上がり客室へ入ると、平日の昼時を外した時間帯ということもあり貸し切り状態。

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席を頂き落ち着いた時、そう言えば以前ここで席を隣り合わせた女性が、何とも素敵なお蕎麦の食べ方をしていたのを思い出した。

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女将さんの接客なのか、はたまたお店の雰囲気なのか、とにかく安心ユッタリ・ホッコリでお蕎麦を頂けます。

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人気のランチは「ミニ昼膳」ですがこの日奮発して「山帰来膳」!

揚げ蕎麦掻き・海老おろし蕎麦にミニご飯とお吸い物、これに珈琲・デザートが付きます。

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何とも素敵でかわいい餡かけ揚げ蕎麦掻き
ちょこんと山葵が載っていて、振りかけられた刻み葱が綺麗。
見た目しっかり、中フンワリ食感で、舌の上にホンワリ蕎麦の香を伝えます。

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見ただけで美味しいとわかるお蕎麦は、カリッとした桜海老天が散らされたぶっかけで、そう辛くは無い紫大根がアッサリ感を添えて夏場に食欲をそそるもの。

また、器が波を思わせる夏向きで何ともいいでしょう。

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食感・味・喉越しを楽しめ、しかも綺麗なお蕎麦を打てるご主人は基本が出来ている証拠だと思います。

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話し好きで気さくなお母さんと、あまり表に出てこないご主人。
素敵なお二人と話をする時、蕎麦好きの心を揺るがしてくれます。

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ミニご飯には黒ゴマとちりめん山椒に刻み大葉のベストミックス。

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まず蕎麦湯を頂き、

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山帰来のアイスは堅めでスプーンがなかなか入らない程、なので長時間溶けないのですが、さすがにこの暑さではもう食べ頃です。(^-^*)

揚げ蕎麦が添えられた蕎麦アイスと共に・・・

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珈琲を頂いて締める。

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まだまだ蕎麦喰い修行が足らない私を感じながら・・・

(えっ、食べるのが修行か? (;^^)ヘ..)

これでこの日の幸せ終了です。

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山帰来

お店は→奈良県高市郡明日香村飛鳥66-1
電話は→0744-54-3218
営業は→11:30~14:30
お休み→月~水曜
駐車場→有り(5台程度)
最寄り駅→奈良交通飛鳥大仏前東へすぐ

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2016年7月 3日 (日)

気付いていなかった「そば切り麓香庵」奈良は高取町

国道169号の明日香村から大淀町へ抜けるトンネルの北、 壺阪寺方面に入ったすぐの所に手打ち蕎麦屋さんが出来ていた。

そば切り麓香庵

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今年三月三日のひな祭りに開店したお店。(雛めぐりの高取町らしい)

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自宅を改装したお店は靴を脱いで上がる客室はカウンター4席と4人掛け座卓が二つというこぢんまりさ。

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メニューは冷たい蕎麦がざる蕎麦のみ、温かい蕎麦は3種といういたってシンプルな構成だが、ざる蕎麦には3種のもり汁のオプションが用意されている。

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裏には季節限定メニューも二品有りました。

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初めてのお店はざる蕎麦が基本・・・だがしかし、鴨に卑しい私はついついオプションの鴨汁を頼んでしまいます (-.-;)

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エッ、結構細打ちだ ・ ・ ・ しかも綺麗なのだ。
挽きぐるみ系の黒ポチが入ったお蕎麦、 一手繰りするとこれが中々いい。
フンワリと舌に広がる蕎麦らしいエグ味は結構好きです。

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私にとって鴨汁というのは本当に難しく、コッテリさも欲しいがアッサリさも大事という相反する味を求めてしまうのだ。(どっちも付かず?)
こちらはコクを感じさせながらコッテリさは少し抑えめです。

そして少し悩んだのですが、夏季限定トロロと梅のぶっかけ蕎麦を追加。

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カウンターが面する窓ガラスは、下側が目隠し用の磨りガラスになっていますが、私の座高が高いのか、何度かお客さんと目が合ってしまいました。

のたーっと横たわる白いトロロにプチトマトの赤が鮮烈だ。
面白いのがぶっかけ汁です。少し中華の気配がする ・ ・ ・

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細かく潰された梅肉と白ごまがネギと共にかかっているのだが、汁にはホンノリと油が浮かんでいる。

一口含むと感じる酸味は梅肉のものだろうが、もしかしてネギをごま油で少しだけ炒めているのか?

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いずれにせよアッサリと粘り気の少ないとろろ芋に爽やかなアクセントを付ける夏向きの味付けになっている。

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蕎麦猪口をお願いして蕎麦湯は鴨汁で頂いた。

鴨汁を少なめにしてサラッと系の蕎麦湯で割るとホンノリと鴨出汁の旨味が舌の上を通り越していきました。

これでこの日の幸せ終了です。
そば切り 麓香庵

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お店は→奈良県高市郡高取町清水谷1006

電話は→0744-52-2206
営業は→11:30~15:00
お休み→月曜日・火曜日・水曜日
最寄り駅→近鉄壺阪山駅 約2Km
駐車場→有り

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2016年6月26日 (日)

生駒にこんなお店出来ていた 奈良県生駒市は「三たて蕎麦 六根亭」

ネットで見つけた「門前 おかげ楼」、レンタルスペースやギャラリー・宿泊という複合的施設らしいのだが・・・
なんとここに「三たて蕎麦 六根亭」というお蕎麦屋さんが入っているようだ。

生駒で「三たて蕎麦」といえば、かつて暗がり峠にあった「三たて蕎麦 春知」を思い出す・・・で、興味津々行ってきました。

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ケーブルカーもあるけど歩こう! と近鉄生駒駅から歩き出した坂道。
地図上では近いと思ったのが大きな間違いでした。

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駅前からは舗装路の坂道がしばらく続き、これが間もなく永遠に続くとも思うような階段に変わります。ウッヘーッ!! これはきついぞ!!!

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しかし、遠ざかってはいたもののかつては山歩きの達人と自負する私。
たとえブランクはあったとしてもこれ位・・・うっ、思わず 「参った」  sweat01

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当初山頂まで登り帰りに美味しいビールとお蕎麦、のつもりだったのですが、登り中間地点であえなく落脱。
宝山寺を拝観したのち、山頂は目指さず「六根亭」に入ってしまったのでした。

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お店に入るとまず来客告知の太鼓が打たれ!!奥に案内されます。
この昼一番目のお客だったのでしょうか、「お好きなお席へどうぞ」。

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眺めが良いです。眼下に生駒の街が広がります。
歴史のある建物のようで、高速道路が歪んで見えるのは手作りガラスだからなのか?

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お願いしたキリンハートランドビール。
飾り気の無いシンプルなボトルデザインとエメラルドグリーンの色が素敵だ。

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麦の旨味とホップの爽やかさに、程良い苦みがそれぞれバランス良い。
どれも突出せず、でもそれぞれがキッチリと感じる好きなビールなのだ。

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腕物の蕎麦掻き以外は作り置き。でもその名の通り蕎麦米を使った五品。

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温かい蕎麦掻き以外は冷たくても美味しく頂けますし、庵も酒アテOK。

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餡の味が素敵で最後までお酒のお供といたしました。
煮物にも鴨ロース煮が入るなど美味しく頂けます。

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蕎麦キッシュもお酒のアテに丁度よい味付け。
ハートランド生お願いしてしまいました。

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飯物は蕎麦米入り一口炊き込みご飯。
これも立派にアテ (*^O^*)

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そしてお蕎麦、黒ポチ赤ポチが混ざりちょっと透け感もある綺麗蕎麦。

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表情と味がマッチして結構美味しく頂けるお蕎麦なのでした。

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とろみ有る蕎麦湯で汁を割りホッコリと余韻を楽しみ・・・

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アッ、そうです、デザートもあるのでした!

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カウンター席の壁には鳥獣戯画が描かれていて・・・何となく・・

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帰りはケーブルに乗ってしまったへなちょこでした (*^O^*)

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これでこの日の幸せ終了です。

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三たて蕎麦 六根亭

お店は→奈良県生駒市門前町16-3

電話は→0743-25-4083(呼び出し)

営業は→11:30~18:00(LO17:00)

お休み→月曜日

最寄り駅→近鉄ケーブル宝山寺駅 徒歩約5分

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