極細十割の手打ち蕎麦その2 手打ちそば木琴 兵庫県丹波市
丹波市では市島のそばんちを中心に数軒の手打ち蕎麦店が奥丹波そば街道構想を立ち上げ 、 蕎麦で地域活性を図ろうと頑張っています 。
今ではお蕎麦屋さんも増えて 、 毎年奥丹波そば街道祭りというイベントも行われ 、 たくさんのお客様で賑わいを見せています 。
(コロナ禍で2年中止となってしまいましたが ・ ・ ・ )
そんなそばんちのご主人が手がけるお蕎麦屋さん 「 木琴 」 にお邪魔してきました 。
車なら氷上ICから国道175号を南下すれば約15分ほどで到着 。
みんなの村という場所の一角にお店はありました 。
店内は色々と賑やかで楽器なども置かれていて 、 どうやらライブなども行われたりしているようです 。
本や小物などもたくさん置かれています 。
浪花千栄子のオロナイン軟膏のホーロー看板は懐かしいですね 。
メニューには二八や十割の盛り蕎麦から鴨、餡かけに始まりガレットや蕎麦掻きぜんざいまでかなりの数が並んでいます 。
悩んだあげく粗挽き十割蕎麦900円と蕎麦掻き500円をお願いしました 。
信州産山葵はオプションで100円 。
エッ 、 山葵がオプション ??
何せ信州産の高級山葵とのことですからね (;^^)ヘ..
しばらくの後お蕎麦と蕎麦掻きが一緒に出されました 。
蕎麦刺しのような平切りが二枚入っています 。
んっ 、 確か粗挽きをお願いしたのですが何か違う ・ ・ ・
見た目艶やかで滑らかな蕎麦肌は細粒で打たれた感じ 。
でもよくよく見ると少し粗めの粉が打ち込まれているように見えます 。
カチッと角が立っていて 、野性的な一面もうかがえ 、
まるで口の中を切りそうなエッジ ? (^0^)
いやそれはオーバーですが 、 それほど綺麗に打たれています 。
まずお蕎麦をそのままで一手繰り 。
舌触りは良くしなやかなコシもあってなかなかの食感 。
最初にフンワリと香り噛み進むとお蕎麦本来の味が湧き立つ 。
そばんちのお弟子さんが打っているとのことですが 、 キッチリとそばんちの教えを引き継いでいるのでしょうね 。
さて温かい打ちに蕎麦掻きも頂かなくてはなりません 。
見てください 、
この野趣あふれるお姿 !!
後光さえ感じ思わず押し戴いてしまいそうになるほどのザクザク感満載 。
粗挽きで練られた蕎麦掻きには山椒の実が添えられていて 、 見るからにお蕎麦の香りと味が湧き立つようです 。
山葵と醤油で 。
これはもう間違いない味 。
粗挽きの風味が口の中に広がる逸品 。
頂いた丹波の黒豆は蕎麦湯と共に頂きました 。
甘味を抑えた大人の味でした (#^.^#)
そばんちのご主人とお話しをさせてもらいましたが 、 市島のお店は若い人に任せ 、 今は殆ど木琴にいるとのことです 。
最もここもお弟子さんが何人かでお蕎麦を打たれているらしい 。
粗挽き粉を持ってこられて 、 今日の十割粗挽きはこれを3割程度配合して打っているらしい 。
お蕎麦は日々変わっていくそうで 、 色々と試している日々だそうです 。
お蕎麦など色々な話をお伺いしてお店を後にしました 。
これでこの日の幸せ終了です 。
お店は→兵庫県丹波市山南町南中115−6
電話は→070-2300-1156
営業は→11:00~15:30
お休み→月・火・水曜日
駐車場→6台程度
最寄駅→JR船町口 約4km
最寄IC→北近畿豊岡自動車道 氷上IC約11km
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