カテゴリー「お蕎麦の東京」の記事

2016年10月12日 (水)

東京駅蕎麦 永坂更科布屋太兵衛大丸東京店12F

麻布十番に本店を構える永坂更科布屋太兵衛、かつて飯野藩江戸屋敷に通っていた布商いの清右衛門が、藩主から蕎麦打ちが上手なので蕎麦屋になれと言われ、地元更級郡の「更」と藩主保科家の「科」を取って「更科」という名をもらい、「信州更科そば処 布屋太兵衛」という蕎麦屋を始めた事に始まる。

出自がはっきりしている店なのだが、現在に至るまで少しばかりややこしい過程を経て、今に落ち着いたお店だ。(話せば長くなるので省略)

さて、そんな永坂更科布屋太兵衛
実は初めて訪れたのは広島の福屋に有る支店、そして2度目が大丸東京店に有るまたまた支店、未だ麻布十番の本店には訪れていません・・・(;^^)ヘ..

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デパ上食堂街としては結構凝った造りのお店。

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まずは合鴨の塩焼き! と、ノンアルB!( ^.^)( -.-)( _ _)  (この日仕事)

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柔らかくて塩加減も程良く、ンガーッ!ビール飲みたいーっっっ!!

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しかし、そうはいってもどうにもならず (;。;) 泣く泣くお蕎麦に・・・
同行K氏は天丼合盛り膳(しかし彼はよく食べます)、私は穴子天せいろ。

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天丼合盛り膳は更科とせいろの合盛り、でも穴子天せいろには合盛りは無く、せっかくなので御前そば(更科)もと思ったのですが仕方有りません。

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更科は透明感が少なく真っ白な乳白色で味は薄いとK氏。(当然です)
しかし天丼が結構美味しそう!

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そして私の穴子天せいろ。

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こちらの盛り汁は辛汁と甘汁の2種類が汁徳利で出されます

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お蕎麦は丸抜きで、汁をつけずにそのままで手繰ると控えめの風味ですが、甘辛汁の組み合わせで美味しく頂きました。

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甘・辛どちらか一方を好みで、また両方を混ぜて好みに仕上げ頂きましょう。
一粒で二度美味しいグリコ蕎麦+αのX乗なのです。
お蕎麦だけ・甘汁・辛汁・そしてブレンドで4種以上の味わい方が楽しめる

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お蕎麦を半分以上やっつけて、いよいよ穴子天。
二つに切られていますが、一本揚げの結構なボリューム。
やはり私にはこれ位がちょうど良いかと・・・

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蕎麦猪口には蕎麦好きならどこかで見たことが有る絵柄。

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蕎麦湯を頂いて東京駅へ。

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ただもう一癖欲しかった・・・そう思いながらこの日の幸せ終了です。

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永坂更科布屋太兵衛 大丸東京店

お店は→東京都千代田区丸の内1-9-1大丸百貨店12F
営業は→11:00~22:00
電話は→03-6895-2881
定休日→無休
最寄り駅→東京駅

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2016年9月11日 (日)

その名の通り宮崎な蕎麦居酒屋 東京都千代田区麹町は「椎葉」

椎葉(しいば)と言う名前から察するに、ご主人は宮崎県出身と推測できます。

この日宿泊したホテルの二軒ほど隣にお店はありました。
(業務により指定ホテルのため選択肢は錐の先ほど)

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店名の通り一品には宮崎県の郷土料理的メニューも有る。
お酒メニューには関西系で和歌山の黒牛と奈良の春鹿に目がとまります。


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すでに業務での会食を終えた後なので蕎麦前に春鹿超辛口、お供には鴨の陶板焼きと蕎麦掻きをお願いしました。

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突き出しにはゴーヤともやしの酢の物が添えられます。
春鹿純米酒超辛口。カチッとした切れと共にふくよかさも漂い、わずかな酸味がすっきりさを舌に広がります。

今西商店が出すお蕎麦は、玄でも供されています。

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鴨焼きはジュウジュウの熱々で出され、薄めながらも柔らかく、甘辛さはお酒のお供にほどよい味加減。

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蕎麦掻き

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蕎麦掻きに添えられる薬味は鰹節・海苔・茗荷・葱など多彩です。
そしてお味は・・・同行K氏から「蕎麦の味がしない」 。 。 。
確かにお蕎麦の風味が伝わってこない。(ただの団子状態?)


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ただこの日二人は会食を終え、すでに満腹中枢をやられてしまっている。
やはりここは今流行のお蕎麦屋系居酒屋か? 
そうこう考えていると出されたお蕎麦。
きめ細かで滑らかな蕎麦肌で、色は浅めだが南信州などで出だされる田舎に近い。


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噛み進むとお蕎麦の風味が口の中に広がり、噛み蕎麦系田舎なのでした。


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食べ終えてサラッと系のそば湯で出汁を感じながらホテルに帰りました。


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状況・時間的制約の中、緊急且つ可及的、または居酒屋で手打ち蕎麦を食べたいという事で利用する分にはよろしいかと。
それなりに美味しく酒・肴・お蕎麦を頂けますので・・・
これでこの日の幸せ終了です



椎葉

お店は→東京都千代田区平河町2-4-5 平河町Kビル1F
電話は→03-3288-0048
営業は→11:30~14:30(LO14:00)17:00~23:00(LO22:30)
定休日→日曜・祝日
最寄り駅→地下鉄有楽町線麹町駅 徒歩約3分

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2016年7月10日 (日)

超蕎麦好き高藤彩子ブログで知ったお店 東京は本郷「田名部」

地下鉄本郷3丁目駅から歩くこと僅か。(あっけなく見つかる)

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外観は黒板を張り巡らした神楽坂料亭的純和風なデザインだが、お店に入るとシックで落ち着いた和モダンの設えだ。

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これは期待が持てそうな雰囲気がプンプン。
お昼は出来ない一品もあるそうで、この日お願いしたのは全てOK。
まずはビールで。(アサヒでは無くクラシックラガーでした)

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鶏キモソース煮は爽やかな酸味が口に広がる。(バルサミコか?)
これ、アッサリ感があっていくらでも食べられそうな初めての味付け!

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小松菜とアサリの辛子和えは優しい出汁の旨味がホロロンと口に広がり、ホンノリした辛みがお酒のお供にいい。

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店内は平日ともありサラリーマン風の方々をメインに入れ替わりながら、おおむね八割の入りで昼時を過ごしていた。

桜海老のかき揚げはよくある円筒形のものでは無く比較的小ぶりなもの。

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ここでお酒をお願いします。(銘柄忘れました・・・)

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相方様は穴子天せいろ

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結構大きめの穴子天。サクフワ。

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私は漬けトロをお願いしました。

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トロロだけでお酒のアテになる。

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濃厚な風味が広がります。

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しなやかな出で立ちのお蕎麦は比較的アッサリとしたもので、一手繰りすると見た目どおりの柳ゴシで喉越しも良い。

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日本酒も揃い一品も美味しくて、蕎麦前を楽しんでお蕎麦を頂くのに結構良いお店です。



田奈部

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お店は→東京都文京区本郷3-35-6 大石グリーンビル 1F

電話は→03-3814-0218

営業は→11:30~14:00、17:30~21:00

お休み→日曜日

最寄り駅→地下鉄本郷三丁目

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2016年6月29日 (水)

上野藪そばで蕎麦屋酒 東京都台東区上野

灯ともし頃の上野の街は人の賑わいで溢れている。
仕事帰り、観光客、若者達、とにかく大賑わいの界隈。
その一角に「上野藪そば」はある。

久しぶりに訪れた上野藪そばは、店の前には空き待ちの人達が並んでいた。

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え~~っ、並んでるんや。 。 。そうここのお蕎麦は結構美味しいのです。

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神田藪そばからの暖簾分けが1892年というから、直系である浅草の並木藪蕎麦よりも歴史は古い。

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打ち場に面したカウンターに席を頂き、蕎麦前はビールを注文。
満席の店内では結構お酒を飲みながら語らうお客さんが多い。

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山葵いもは神田やぶそばのように箸で摘まめる程の粘りでは無く、ズズッとすする感じで頂きます。

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東京のお蕎麦屋さんで風情を感じる一品が、この海苔箱で出される焼き海苔。
海苔が入る中箱の下には乾燥を保つために炭の火種が隠されているのだ。

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焼き海苔はパリッが命、でもこの日忙しかったのか火が消えていた (-.-;)

蓋を開け海苔を一枚取り山葵醤油で頂き、また蓋を閉める。
これにトロロと山葵を載せて頂くのもおつなものだ。
江戸の粋さを感じる一品。

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合い焼は合鴨の塩焼きで、厚みがあって柔らかくて程良い塩加減が最高。

しかしこのハジカミ・・・アスパラかと思ったわ! (^Д^)


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結構注文が目立つ明太子焼。(一切れ食べてしまいましたが)

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すでにほろ酔い、いえほろほろ酔いなのでここらでお蕎麦にしました。

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流行の細切りでは無く標準的な太さに打たれたお蕎麦がせいろに盛られます。
お蕎麦だけで一手繰りすると・・やっぱり美味しい。

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キッチリと角が立って切りムラが無い。
風味を十分に感じさせ、汁無しで完食出来るのはさすが上野藪そば。

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綺麗な銅びきの湯桶は健在で、これを見るだけで伝統を感じるのだ。
盛り汁をサラッとした蕎麦湯で割ると、フンワリと出汁の華やかさが香り立つ。


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手打ちで二八のお蕎麦を出す上野藪そば。
蕎麦湯を頂きホッコリと余韻を楽しんだ後、夜のとばりに足を踏み出しました。

これでこの日の幸せ終了です。




上野藪そば

お店は→東京都台東区上野6-9-16
電話は→03-3831-4728
営業は→11時30分~20時30分
お休み→水曜日
最寄り駅→JR上野駅

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2016年6月19日 (日)

東京でのお気に入り蕎麦店 台東区西浅草は「おざわ」

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半年ぶりにいイイ~っ、来たあアア~~ッ! 
大好きなお蕎麦屋さん「おざわ」へ、来たアア あっ、もう良いですね・・・
昨年末同様お昼の訪問となった(本当はゆっくり過ごせる夜に来たいのですが)。
午後1時過ぎ、少しだけ待って6人掛け相席テーブルに案内されました。

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ここで何をおいても注文する卵黄の味噌漬け。
これはお勧めだ。
粗挽きそばと共にこのお店に通う切っ掛けの一つとなった逸品。


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もう一品は紋甲烏賊と海老の薩摩揚げ。
イカと海老なら間違いなく美味しいでしょっ! そんな薩摩揚げ。
以上の二品に相方が甘くても良いと頼んだ卵焼き。
そして気温30度越えの東京、ビールをお願いしたのは言うまでもない。

卵黄の味噌漬け

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その名の通り卵黄を味噌に漬けた物だが、これは辛いだけの味噌漬けではなく、何というか甘すぎない甘さに旨味がギュッと凝縮された感じなのだ。
一人前二個を相方と分けたのだが、私が半分も食べ進まぬうちに完食。
「すごく美味しい!」とかなりお気に召したようだ。

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これは当然ながらビールにも合うのだが、やはり日本酒だ。

いや、ワインにだってきっと合うだろう。(私は飲まないが・・・)



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さすがに箸を付けなかった私だが、相方は美味しいと全部平らげていた。
(決して不味いのでは無い、私は甘~い卵焼きが苦手・・・)

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熱々揚げたての薩摩揚げもビールや日本酒にピッタリ。
ジュワーッと染み渡る旨味が素敵なのだ。
そろそろお蕎麦を頼んでおこう。
私は鴨ざる、相方には東京で人気の胡麻汁そばをお願いすることに。

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これは冷たい蕎麦を胡麻だれで頂く物で、関西では比較的馴染みの薄いお蕎麦だが、これが中々侮れない美味しさなのだ。


そして私のお願いした鴨汁そば。

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価格は胡麻汁そばの2倍に匹敵するもので、関西人にとってはいわゆる「清水の舞台から飛び降りる」ほどなのだが・・・

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内容はそれに十二分に見合う物だ。
というのも他店ではこれを遙かに上回る物もある。

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肉厚の柔らかい鴨肉が5切れ程入り、気持ち的にはこれを先出しでお願いしてお酒を頂きたい。
夜なら多分OKだろうが、いつか昼間お客さんのいない時にお願いしてみよう。

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よくSNSで書かれているのがこちらの魔法瓶湯桶・・・でも気にしません。

これが創業百年以上の老舗ならいざ知らず、漆塗りや銅びきの湯桶じゃなくても盛り汁の旨さを楽しめるなら一向にかまいません。

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ちなみにこの日雷門は工事中のようでした。

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仲店の喧噪に身を任せながら浅草駅を目指しました。



おざわ

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お店は→東京都台東区西浅草2-25-15
電話は→03-3841-6450
営業は→11時半~14時半LO(昼は土日祝のみ) 17時半~20時半LO

お休み→月・火曜日
最寄駅→TX ・ 都営 ・ メトロの各浅草駅

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2016年6月 9日 (木)

石月で親子汁せいろ 東京は丸の内 新丸ビル

この日、日帰り弾丸東京出張 (;。;)
往復駅弁かと思っていたら・・・昼食はなんとか蕎麦にありつけた (*^O^*)

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東京駅丸の内側の新丸の内ビル5階にある石月。
グランフロント大阪にも出店しているお蕎麦屋さんだ。

思ったよりこぢんまりした店内で、以外にも大衆感が漂っている。
お昼のコースには2千円以下の手頃な物もあるのだが、時間の都合であらかじめ決めておいた 「親子つけ汁そば」。

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ようは親子丼の具が入る熱い浸け汁に冷たいお蕎麦を浸けて頂くもの。
玉子は薄衣が折り重なるように幾重にも汁の中で漂い、これをお蕎麦に絡ませるようにして手繰り上げると、辛汁にまろみを着せて何ともバランス良く口の中で旨味が広がる。

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これ、美味しい~~っ!!

お蕎麦はあくまでも密やかに主張するアッサリタイプなのですが、このつけ汁には丁度よくて、とじ蕎麦好きの私にはかなりツボにはまりました。

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ただお蕎麦の盛りはかなり薄めで、この私ですらもう一枚食べたいと思うほどの量蕎麦前とそのお供を頂いた後ならこれで十分なのですが・・・ ( ̄∇ ̄)

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お仕事なのでそうもいかず・・・
汁はサラッと系の蕎麦湯で割ると節の旨味に鶏のコクが被さり、思わずフーッと吐息を漏らし、汗をふきふき仕事に向かったのでした。



石月

お店は→東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
電話は→03-5879-4680
営業は→昼:月~日11:00~17:00(LO17:00)
        夜:月~土17:00~23:00(LO22:00) 日祝~22:00(LO21:00)
定休日:無休
最寄り駅→東京駅(各路線)約2分 地下鉄大手町・丸の内約3分

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2015年11月26日 (木)

西浅草「おざわ」で美味しい昼蕎麦酒 東京都台東区浅草

東京では外す訳には行かないお店の一つが「手打ち蕎麦 おざわ」だ。

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浅草国際通り沿いの今半から一筋西に入るとその店はある。

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新蕎麦は北海道石狩沼田産のキタワセのようだ。

このお店に通い始めてもう4年になる。(遠いので週一は無理ですが (‥ゞ )

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お気に入りのお蕎麦は粗挽き、そしてお気に入りの酒アテが琥珀色のこれこれ。
メニューを見るまでも無い、鴨焼きは夜だけだが卵黄味噌漬けはお昼でも戴けます。
まずはビールと共に・・・

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今年春先に頂いて以来の逸品に思わず目尻を下げて 「久しぶりやわ」、すると奥様も笑顔で 「久しぶりですものね」 そう言いながら 「卵黄の味噌漬け」 を出して頂きました。

お味噌の辛さは程々に、程良い甘さが加わって絶妙の味付けなのだ。
これをチビチビ頂きながらビールやお酒をやるのが最高に良い!

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お昼の酒肴にもう一つの逸品が、揚げたて熱々で出される 薩摩揚げだ 。(どうだ!)
イカ エビ の旨味が これでもか! 口の中に納まりきらない幸せ~~っが広がる!

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お酒のラインアップも結構揃っています。

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なので日本酒も頂いて・・・新潟は佐渡のお酒真野鶴は辛口だ。
確か前回も頂いた私好みの初心者マーク御用達。

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同行の二人は卵焼きも注文するが。。。(東京の卵焼きは私にはどうも甘すぎて・・苦手)

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と言う事でそろそろお蕎麦にいたしましょう。
おざわ経験者のT氏は普通の「ざる」。

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おざわ初体験のK氏が興味を示した「太打ち」 、説明すると物珍しさも手伝って注文です。

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これはほぼ蕎麦刺しで「太切り」と言っても良いでしょう。

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そして私はいつもの粗挽きをお願いしました。

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どれをとっても美味しい蕎麦達なのだが、やはり私一押しは穀物感感じる粗挽きです。

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ポットで供される蕎麦湯は、ご夫婦で切り盛りするお店の工夫  (^□^)

いつもながら奥様の笑顔に見送られながら、ほろ酔いで裏浅草を目指したのでした。

やきとり君のブログで見つけて以来、ずっと通っているお店なのです。


おざわ

お店は→東京都台東区西浅草2-25-15
電話は→03-3841-6450
営業は→11時半~14時半LO(昼は土日祝のみ) 17時半~20時半LO
お休み→月・火曜日
最寄駅→TX ・ 都営 ・ メトロの各浅草駅

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2015年11月13日 (金)

「藪伊豆総本店」東京日本橋の老舗蕎麦店で昼蕎麦酒

東京日本橋にある老舗のお蕎麦屋さんと言えば、大阪城築城時の砂置き場に並んだ砂場蕎麦に端を発し、その後江戸蕎麦文化の一翼を担った砂場縁の「室町砂場」、 創業百余年カレー南蛮が売りの「やぶ久」、、そして今回お邪魔した「藪伊豆総本店」だ。

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東京駅八重洲中央口からまっすぐ東に進み、首都高室町ランプ手前を左に入った所に藪伊豆のビルがある。
ビルの前には門構えがあり、脇に置かれるメニューが敷居を下げている。

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門を潜ると右手が通常店舗、左手が宴会場入口だ。
この日10人で予約を入れていたので、左手入口からエレベーターで三階のお座敷へ。

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「伊豆本」と名乗っていた店は創業180余年の老舗で、明治に入った頃「神田やぶそば」の傘下となり、双方の店名を合わせ「藪伊豆」となった。(お店HPより)

そんな老舗のランチセットは1080円とお得なのだが、ここはア ラ カ ル ト。
まずは蕎麦前のビールを・・・突き出しはお馴染みの蕎麦味噌だ。

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蕎麦の実を練り込んだ蕎麦味噌でビールを頂きながら一品を注文。

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「たたき」とあったので軽く炙った鴨肉を想像していたのだが・・これは鴨ロース煮。
それでもピンク色に仕上がった鴨ロースは柔らかくて美味しい。

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千葉県多古の大和芋トロロは、お箸で切ってつまみ上げる程の強い粘りゴシ。
焼き海苔は山葵をチョイと載せ醤油で頂く! パリッとして磯の香が広がるのだ。

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三つ葉山葵和え・たたきのり、油と相性の良いナスの揚げ出しも熱々の揚げたて。
椎茸と卵焼きだけのシンプルな芯を巻いた蕎麦寿司は色白で、寿司用に打たれているのだろうか、アッサリと口直し的存在。

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そろそろ仕上げのお蕎麦は、胡麻せいろ・胡麻蕎麦(温)・鴨せいろの三種混合注文。
当然私は鴨せいろ! 鴨汁は濃いめ薄いめの二種から選択できて、違いを尋ねると「男性なら濃いめの方が良い」と勧められそちらをチョイス。

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ブログ写真としてのルックス的には・・・地味で花が無い胡麻汁 (^0^) だが、少し飲ませてもらうと、まず濃厚な胡麻の風味が広がり、後口はしつこくない仕上がりだ。

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お蕎麦は小さめのせいろ二段で出されます。
まずはそのままで一手繰り・・ん、もう一手繰り・・お!、さらにもう一手繰り。
意外といける。(失礼)
外観や食感は神田やぶそば系で、色も僅かに緑がかっているような気がしました。

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合鴨の肉も厚めで柔らかくて臭みも無く、ギトギト濃厚好きの方には物足りなく感じるかもしれないけれど、この鴨汁は私好みだ!

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白濁サラッと系の蕎麦湯で割ると、フンワリと香る出汁に旨味が優しく広がる。

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老舗蕎麦店ならではの雰囲気と味の素敵さがあり、これはまた一軒東京の行きたい店が増えたぞ! そう思いながらお店を後にしたのでした。
そして深川 門前仲町を目指す・・・のであった。


藪伊豆総本店
お店は→東京都 中央区 日本橋3-15-7
電話は→03-3242-1240
営業は→11:00~15:00 LO(土祝15:00閉店)
    17:00~22:00(LO21:00) 金~22:30(LO21:30) 土祝~20:00(LO19:30)
定休日→日曜

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2015年3月29日 (日)

老舗のカレー南蛮 東京都中央区日本橋「やぶ久」

とは言っても食べた訳ではありませんが、東京の老舗蕎麦店にはカレー南蛮(カレー蕎麦)を出す所が多く、しかも店によってはカレーせいろまであるのです。

1_東京駅にほど近い日本橋にあるやぶ久は創業明治35年という老舗。
先に述べた通りカレー南蛮が売りのお蕎麦屋さんなのです。
しかし小鉢会に名を連ねるなどお蕎麦には拘りを持っておられるようで、単なる駅近蕎麦店ではありません。

さて、ビールと共にお願いしたのは「とりわさ」と「焼き海苔」。
突き出しの蕎麦味噌を舐めながらビールを飲んでいると程なくとりわさ、そしてそう遅れること無く焼き海苔が出されます。

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白髪葱の下には海苔が敷かれ、その下に鳥肉が有ると思われます。
そして驚きは・・鳥肉のそのまた下にお蕎麦が入っていました。o(^▽^)o
規模は違えど鳥ぶっかけ蕎麦的な感じ (^0^)
なんかトリッキーで、これは中々良い!

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焼き海苔はやはり火種入りの海苔箱で出されました。
いつも思うのですがこの海苔箱はえらい! いやこれを考えた人は偉い!!

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焼き海苔は炙り立ての香ばしさとパリッとした食感が命ですが、いかんせん時間が経つと湿気てシンナリとなるのが欠点。
これを解消すべく開発されたのが小さな火種の炭を箱の下に忍ばせた海苔箱。
(でも長時間おくとパリッがバリッになるのでご注意)

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もう少し何かお酒をと迷っていると焼酎蕎麦湯割り勧められそれをお願い。

ぼちぼちと思いせいろもりを注文。

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丸抜き一番粉を主にブレンドしたと思われる色白加減のお蕎麦は外二で打たれているそうで、新蕎麦も手伝ってかこれが意外にも風味を感じるのです。
お店のHPによると手ごねの後足踏みで仕上げを行っているようで、蕎麦粉の配合も私好みなのでしょう。結構美味しく頂けました。

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盛り汁(つゆ)は辛味が少し前に立つもので、でも比較的アッサリとした口当たり。
サラッと系の蕎麦湯で頂くと、後味に引っぱる嫌みが無く好感が持てるものです。

東京駅から徒歩5分程にある老舗蕎麦店やぶ久は、お蕎麦のバリエーションや一品も豊富で、ランチタイムには組み合わせをチョイス出来る丼と小蕎麦のセットも有る。
新幹線の時間待ちで駅ナカ蕎麦酒も良いのですが、余裕がある時の「本格蕎麦屋酒」に丁度良い。
そう思いながらお店を後にしました。

やぶ久

お店は→東京都中央区日本橋2-1-19
電話は→03-3271-0829
営業は→11:00~16:00(LO15:30)17:00~23:00(LO22:30) 土日~21:30(LO21:00)
お休み→日曜日・祝日
最寄り駅→東京駅 地下鉄日本橋駅

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2015年3月 8日 (日)

蛤せいろ!? 東京都台東区浅草は「弁天」

東京出張等で多々東海道新幹線を利用する方はご存じだと思うが、上り進行方向右側の窓からほんのつかの間だけ富士山を見ることが出来るのだ
この日は良く晴れていて有難く拝見した。

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さて、「弁天」が有る浅草寺北側の界隈は料亭や小料理屋などが多く点在し、店の斜め向かいには今も見番が残っている。
かつては一見さんお断りの料亭も多かったようで、芸者遊びを楽しむ通人が闊歩した町だったのだろう。
そう言えば以前近所にある丹想庵健次郎で三浦布美子さんに合ったことが有る。
ドラマで芸者役をすると右に出る物がいないという綺麗さだったが、素敵に年をとられた姿は昔と変わりはなかった。

弁天の日課は11時半の開店時間が迫るとまず店の前に椅子を並べるようです。
(これっていつもそれだけお客さんが並ぶということなんや)

小ぢんまりとした店内にギュッと詰め込まれたテーブルとカウンター、それに小上がりまであります。
すぐに満席となり外には待ち客が出来る繁盛振り。

壁に貼られた品書きの中で一際目を惹く「蛤せいろ」。
隣には牡蠣せいろもあって、これはある意味究極の選択・・・(そやけど牡蠣蕎麦や牡蠣せいろはどこでも食べられるし)。ここはやはり人生初の「蛤せいろ!」

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そしてお蕎麦は透けるような美人肌。(色白で艶っぽささえ感じるんよ)

3_up_2 一番粉メインでしょうか、綺麗に仕上げられています。
何気なく盛られてるように見えるんやけど、お箸で摘まみ上げるとスルスルと解けるんはさすがや。
長めに切られたお蕎麦はカチッとしたコシを持ち、予想を遙かに上回る美味しさ。
よく見ると細かい黒ポチが散らばります。(ブレンド加減が素敵やと思う)
汁無しで十分楽しめるのですが、これは鴨せいろ同様汁と共に頂きたい!!

(本当にお蕎麦だけで楽しみたい程・・・)

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辛めの汁には絶妙の出汁加減に蛤の風味が合わさり、さらに柚子皮の香りがエエ感じにアクセントを添えてます。
(これはお酒を頂きたくなる逸品やわ)

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一見何処にでもあるような町の古いお蕎麦屋さん。
しかしそこには未体験の幸せな一時が待っていたのです。
(貝柱が中々採れませんでした (^0^))

弁天

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お店は→東京都台東区浅草3丁目21-8
電話は→03-3874-4082
営業は→11:30~21:30(日祝~21:00)
お休み→水曜日
最寄り駅→地下鉄淺草駅

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